SC相模原

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07-30-2023

 試合結果 

【7/29長野戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

SC相模原 0-1 AC長野パルセイロ

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2023/072915/preview/#live

戸田和幸監督


--試合の総括をお願いします。

ホームで勝利があって、その後の試合で勝ちきれなくて引き分けに終わって、新しい選手も入ってきてくれたなかでトレーニングを積んで、ここに勝ちに来ました。チャンスもあったと思いますし、選手も最後までよく努力してくれて、そのなかでFKで失点して負けてしまいました。

負けているので、今はまだ多くのことを言える状況ではないですが、できたことを次につなげるということを選手には伝えました。もちろん、試合をしっかり振り返らないといけないですけど、後半期のなかでボール保持の質を作ることと相手の運びを止めるところを具体的に止めにいくことに関しては、お互い様で取れたところもありましたけど、そのなかでFKで失点をして負けたのは。「悔しい」の一言です。我々は勝っていかなければいけない立場なので、そこまで導けなかったことに責任を感じています。

--前半から3バックの脇のスペースを使われるシーンが目立っていました。その要因と、その現象を食い止めるために行った修正がありましたら教えてください。

敵陣に出ていく時、ボールを奪いにいく自分たちの方法の部分で、少しの変化をつけたところはありました。あとは相手がどこを狙うかの準備でできていた部分はあったと思いますけど、それが後ろにすり抜けてしまうところもありました。出る時と出ない時の自分たちの守備の使い分けをしながら、できるだけキーマンを消しつつ、敵陣でボールを奪うことを目指してきたつもりではいました。

■戸田監督記者会見のコメント全編はYouTubeで公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=33nlPvAluzk

MF/47 岩上祐三

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--移籍後、初の先発出場でした。どんなプレーをしようと思って試合に入りましたか?

どういうプレーというより、チームが勝つプレーを優先しようかと思っていました。

--ポジションは前節に続いてアンカーで出場して、岩上選手が中心になってビルドアップをしていたように見えました。2試合目の出場ということもあり、連係面でスムーズになった感覚はありましたか?

そうですね。みんなも僕のことを見てくれて、簡単につけてくれるので、僕も僕で「前の選手をしっかりと見て、もっといいボールを出せたらいいな」と今日の試合では反省してますけど、徐々にコミュニケーションは取れているので、いい方向には進んでいるのかなと思います。

--今日は芝生が少し荒れていて、ボールのコントロールにみんな苦戦しているように感じましたが。

いや、そんなことなくてサッカー専用スタジアムで雰囲気もいいですし、ピッチもよかったです。そこはアウェイなのでなにも言えないですけど、全然デコボコしているとは思っていなくて、非常にやりやすかった。サポーターの声も直で聞こえていたので、サッカーは非常に楽しめました。

--グラウンダーでのパスが相手に引っかかってしまう場面が多く、前半は長いボールが割と多かったと思います。それは試合前からイメージしていたことなんでしょうか?

長いボールというのは、(前線の)セヌ(瀬沼優司)や(藤沼)拓夢がしっかり動いてくれていたので、そこのスペースをまずは突いて、あとは(2列目の吉武)莉央とか(西山)拓実が空いたところを使っていたので、そこは狙いとしてできていたので、そこは今後続けていきたいと思います。

--相手ボールの時、長野の2列目の選手がかなり流動的に動いていて、つかまえづらそうに見えましたが。

おっしゃる通りで、正直僕とディフェンスラインの前で回っていたので、そこは練習でも「うちらの前で回させるのは問題ない」という声がけをしていたので、そこはある程度想定内でできていたのかなと思います。でも、球際のところでもっといかないといけないのかなと思います。

--長野が決定機を外していた場面も多く、ディフェンスがうまくできていないように見えました。

そういった部分ではファーストディフェンスの決定が遅かったり、セカンドのカバーの遅さというのはやっていても明らかに感じていました。それは若いからできないとかじゃなくて、やらないといけないことだと思います。

--岩上選手が前節も多くロングスローを投げていましたが、今日はロングスローと見せかけてクイックリスタートしたり吉武選手とパス交換して決定機を作ろうとした場面がありました。そこは相手の動きを見ながら変えていったのでしょうか?

もちろんそうですけど、そこはまだ試合が続くのでなんとも言えないです。

--今日はセットプレーの回数が多かったと思います。点を取りにいくために必要になることは?

僕は中の選手を信じていいボールを供給するだけなので、中の選手も僕を信じて入ってくれればいいですし、今日も得点できた部分はあったなかで決められなかったので、セットプレーでやられたのかなと思います。非常にもったいなかったですね。

--アンカーの位置からセットプレーのためにタッチラインへ行ったり来たりもして、かなりの運動量を求められたと思うのですが。

そこも含めて試合に出させてもらっていると思いますし、それができなかったら意味がないです。まず僕がやらないと若い選手たちもついてこないと思いますし、まずはしっかり動いて戦って、というプレーを見せられればいいかなと思います。

--長野は新加入でアンカーの加藤弘堅選手が、相模原は岩上選手がアンカーで落ち着きをもたらしていました。背番号47同士でもあり、意識することはありましたか?

いえ、特にないですけど、加藤選手も非常にいい選手で今週ヴェルディから加入して、すぐにスタメンで出られるというのは力を持っている選手だからだと思います。それでみんながリスペクトしすぎていけなかったのは、ちょっとよくなかったのかなと思います。

--次節はホームでの試合になります。そこへ向けて、サガミスタへメッセージをお願いします。

今日はサッカー専用スタジアムで、声も聞こえていましたし終わったあともいろいろなことを言っていただいて、選手も響いているのは間違いないし、負けたいと思って誰もやってないです。もちろん勝ちをプレゼントしてあげたいのが正直な気持ちなので、ホームでまた一緒に戦っていただけたらなと思います。

MF/11 デューク・カルロス

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--長野Uスタジアムでの古巣戦ということで、この試合を楽しみに思う気持ちは強かったですか?

そうですね。昨季一緒に戦ったチームメイトとの再会もそうですし、サポーターもすごく暖かく迎えてくれましたし、来る前から楽しみにしていた一戦でした。

--スタンドとピッチの距離がすごく近く、懐かしさはありましたか?

ピッチに入った瞬間にいろいろよみがえって、対戦相手として試合に出た時はすごく変な感じでしたけど、すごく感慨深かったですね。

--昨季一緒にプレーしていて、顔見知りの選手も多かった?

そうですね。昨季一緒にやっていた選手はたくさん残っているので、すごく懐かしかったです。

--今日は後半戦最初の試合ということで、チームとして勝ちたい気持ちは強かったと思います。

古巣戦ということは置いておいて、チームのこともありますし、とりあえず勝たなければいけないということを一番に考えていました。そこは毎試合と同じように「勝たなければいけない試合」という気持ちで臨みました。

--61分からの出場となりましたが、監督からはどんな指示を受けましたか?

高い位置でボールを受けたり、背後に抜け出すことを指示されました。

--左ワイドにポジションを取っていましたが、試合前から準備していたことだったのでしょうか?

そうですね。今までとシステムが変わっていたり、いろいろあったんですけど、ここ最近だと左で出たのは今季初めてで。でも、昨季やっていたのもありましたし、チームメイトを信頼しているのでやりやすかったです。

--右のワイドだと左利きを生かしてカットインしていくプレーが多いと思いますけど、今日は左の前の方で背後を狙うような動きを意識しているように見えました。

相手の裏を突くことはすごく意識していました。

--吉武選手のスルーパスからいい形で決定機を迎えたシーンもありました。

パスが出る直前までの流れはあんまり覚えてないですけど、スペースが空いたと思ったので、彼はその一瞬でパスを出せる選手ですし信じて走りましたけど、決めたかったですね。

--GKと1対1という場面でしたが、どんなイメージでゴールネットを揺らそうと考えていましたか?

無心で打ったんですけど、相手が近かったので振るというよりは浮いて、あとはボールも遅かったので、入るのを待っていたんですけど、外れてしまいました。

--ピッチの状態的にもボールが止まりやすい状況でしたか?

はい。そのおかげもあって1対1に持ち込めたというのはありますけど、シュートはそれが裏目に出たのかなと思います。

--ただ背後を取ってゴールに向かっていく動きは、戸田監督が開幕前から求めてきたことで、今日はその形を一つ出せたのでは?

そうですね。形として出せたのかなと思いますけど、結果につながってないので、そこは満足できないです。

--後半戦最初の試合は落としてしまいましたけど、次節はホームゲームになります。そこへ向けて、サガミスタの皆さんへメッセージをお願いします。

僕たちは結果で見せるしかないと思っているので、信じてついてきてくれるサポーターのためにも、またいい準備をしていきたいです。

DF/5 綿引康

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--今日は2試合連続で勝ち点を取っていたなか迎えた後半戦最初の試合でした。

流れも良くて後半戦最初の試合ということで、絶対に勝ちにいきたいところでしたけど、こういう結果になってしまったのは残念です。

--前々節の後半から3バックになって、綿引選手は3CBの右で出場しています。3人の連係はどう考えてプレーしていましたか?

3枚ですけど、俺が上がったりするので、3枚の形にはこだわらないフォーメーションですけど、まずはゴールを守るというところで、自分がああいうミスをしてしまったのでそこが敗因かなと思います。

--失点につながるFKとなってしまいましたが、ペナルティエリア内に侵入されかかって焦りが出てしまったのでしょうか?

そうですね……。「ゴールを決められたくない」という気持ちが裏目に出てしまってあそこでFKを与えてしまって、やってはいけないミスかなと思います。

--前半から綿引選手の右のスペースに長野はボールを送り込んできました。そうしたシーンが多かった理由はなぜだと感じていますか?

シンプルに自分の対応が悪かったです。あそこまで追い込めてはいるので、あとは個人の面で、自分があそこで対応を誤らなければ、普通に止められたと思うので、自分の能力ですかね。

--相手に前向きの状態でボールを持たれて、そこからパスが出ていたと思います。相手選手をつかまえきれていなかったのか、後手に回った対応になっていまったのか。

後ろから最初はついていて、相手がパスした時に前で取れるかと思っていきましたけど、思った以上にボールが伸びて裏に出てしまいました。そこは判断ミスですね。

--リードされてからは綿引選手が内側のポジションに入っていって、若林龍選手が外にいることが多かったです。監督からはどんな指示を与えられていたのでしょうか?

龍はサイドで仕掛けられる選手なので、「中に入れ」と言われた時は「そういうことなんだろうな」と思って、サイドのスペースを空けて中でプレーするようにしていました。

--内側に入った綿引選手が起点になるプレーも何回かあったと思います。手応えはいかがでしたか?

吉武とも連係が良くて、サイドに展開できるシーンが何回かあったので、そこは自信を持ってこのまま続けていきたいです。

--ただシュート数は相手に上回られて、ピンチも多かったと思います。

守備でゼロに抑えられなかったこともそうですし、得点の面でも1点も取れていないので、そこは点を取って無失点で終えられる力がまだまだ足りないのかなと思います。これからまだ長いので、最後の1試合までに完成させて、できるだけ高い順位にいられるようにしたいです。

--後半戦最初の試合は落としてしまいましたけど、来週はホームゲームとなります。その試合に向けて、サガミスタの皆さんへメッセージをお願いします。

今日は負けてしまったんですけど、ここでくよくよしていても勝ちはこないので、練習から死に物狂いで戦って、勝負していきますので、信じて応援をお願いします。

MF/20 若林龍

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--スタメンで出続けることが増えてきたなか、システムが変更した影響もあって、ここ2試合は出場機会がありませんでした。どんなことを考えてここまでトレーニングに取り組んでいましたか?

自分の長所を数試合はなかなか出せていなくて、そこは自分の反省点でもあります。チームに対して自分の特徴を還元できなかったことは申し訳なかったので、そこに対して悲観せず自分に対してベクトルを向けることを常に意識していました。

自分の特徴を出すためにどうすればいいかを考えて、いろいろな方に話を聞いたりした結果、新しいことをやり続けることを意識して、この2週間すごくポジティブにやれていました。

奈良クラブには勝って嬉しかったですけど、自分の力でチームを勝たせられてないです。あれが糧となったので、そこはすごくよかったです。自分がこれから上にいくために新しい武器をまた見つけないといけないし、相手のスカウティングを超える能力を身につけないといけないので、今もフォーカスしてやっています。

--3バックになってから、サイドのポジションはアタッカーというよりもウイングバックの役割が求められるようになり、どんなイメージを持って試合に出ようと思っていましたか?

法政大学の4年生の時に自分はウイングバックをやっていて、右も左もどちらもできるので、「スタメンで出ている選手よりも自分の方が優れている」と信じてやってきています。システムの変更に関してはなにもなかったですけど、戸田さんから求められるものを満たせていないからスタメンで出られていないわけで、そこに対してのアプローチをこれからしていかないといけないです。

今日は自分のところからチャンスが何回か生まれて、アシストやゴールに結びつけないといけない場面が多かったですけど、そこはできなかったので、まだまだ新しいアプローチをしていかないといけないです。

--今日は左サイドではなく右サイドで出場して、縦へのシンプルな突破が見られました。

右はあんまりやったことなかったですけど、自分のスピードを生かして、縦にいく、クロスを上げるというところは左サイドよりちょっとバリエーションが落ちるかもしれないですけど、イメージは常にできていました。あまり複雑に考えず、直感を信じてできていたと思うので、そこは良かったと思います。

--綿引選手がインサイド気味の立ち位置を取って相手を引きつけて、大外のレーンで若林選手が突破していく攻撃がスムーズにできていた印象ですが。

右サイドでずっと張るというのを今週の練習でやらせてもらっていたので、そこに対してのアプローチはスムーズで、こっちサイドからのチャンスは作れていたと思います。

--かなり深い位置まで侵入して、クロスを供給したシーンもありました。

あれは自分のクロスの質が悪いというか、中に合わせなければいけないシーンでした。

--新たなチャレンジをしている最中だと思いますが、これからへ向けて改めて気持ちを教えてください。

ここ最近、自分が出ていなくてチームに貢献できてないですけど、自分のことを常に信じていますし、「自分にはチームを勝たせられる力がある」と毎日思いながら練習しています。その気持ちは誰にも負けてないと思いますし、出たら常に結果をもとめてやりたいです。新しいことにチャレンジしながら、右サイドも左サイドも関係なく、コンスタントに出られるようになりたいです。

--もう一度自分が主役になりたいという気持ちですか?

そうですね。あの頃に戻りたいとは思わないですけど、レベルアップした自分になって、チームに対して得点やアシストをつけて、「あいつがいないとダメだな」となるまでの選手に上り詰めたいと思います。