SC相模原

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07-13-2023

 練習情報 

練習レポート(綿引康選手、デュークカルロス選手)

DF/5 綿引康

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--前節のFC大阪戦を振り返って。

前半、FKで先制されて、そこからあまり押し込まれる展開はなく、僕たちの方が押し込む展開は多かったですけど、シュートを打ち切るとか、前線にボールがいったときに全体で押し上げることが少なかったと思います。

--シュート数は、綿引選手が最多の2本でした。攻撃面で意識していたことは?

フリーで持って、ゴールが近かったらシュートを狙っていこうというのは日頃から思っていることです。FWだけでなく、DFの選手も点が取れるチャンスがあれば攻撃の活性化になると思っていました。

個人的にも枠内にシュートを飛ばすシーンが少なかったと思いますし、後半になるにつれて、FWにボールが入ってもそこから次の展開がなかなかなかったので、しっかり中盤や最終ラインがもっと押し上げて味方を追い越していくような動きがもっとないと得点には近づかないのかなと思いました。練習でも選手を追い越す動きやFWに入った後のサポートの動きを練習でも取り入れられているので、そこは意識していきたいです。

--守備については、失点したFK以外で危ない場面はそこまでなかったように思えますが。

連動のところはしっかりできているので、流れからの失点は少なくなってきていると思うので、その面ではこのまま続けていきたい。あとはビルドアップのところで、できていることはすごく多くなっていますけど、もっと細かなところやもっとスピーディーにボールを動かすことだったり、流れを持って来るような落ち着きを後ろの選手が与えられれば、もう少ししっかりとした組み立てができると思います。

--今は勝利が遠いですが、選手たちは自信をなくさず、向上心を持って日々を過ごせていますか?

負けた直後は落ち込む選手も何人かいましたけど、みんな向上しようとする気持ち、やり続けようとする気持ちはなくしていないません。試合の次の日からみんな切り替えて、次の試合に向けての準備をしています。自分たちはもっと良くなると信じてやれているので、そこに対する不安はないですね。

--前節は選手やサポーターの中に、涙を流す人もいました。

どんなにいい試合をしても、勝てなければ意味がないと思うので、その人たちの思いを背負いつつ、目標にたどり着くためにもまずは勝利を目指していきたいです。


MF/11 デューク・カルロス

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--前節、2試合連続で先発出場となりました。どんなところを評価されているのでしょうか?

相手に押し込まれている時の守備に関して、日頃から口酸っぱく指導していただいていて、僕が今まで何度もトレーニングから繰り返して、少しずつ形になってきていることを評価してもらえました。「攻撃で起点になったり、クロスやシュートまで持っていくプレーをどんどん続けてほしい」と言われているので、そうした部分なのかなと思います。ただ、結果にはつながってないので満足はできないですし、終わってから思うのは簡単ですけど、もっと違う選択肢がなかったのかとか、試合の中で判断できるようにならないといけないです。

--攻撃の質を上げるには、どんな部分を向上させないといけないと感じていますか?

シュートならシンプルに枠に入れること。あとはクロスを上げた時に、果たしてクロスが正解だったのか。例えばもう一つ運んで中にいる選手にボールを渡すこともできますし、どのプレーが一番チャンスに近かったのか、そういったところ判断の質ですね。判断にも質が伴ってくると思うので、そういったところはもっと上げていかないと競争には勝てないと思います。

--前節はFKから1失点してしまったものの、それ以外ではほとんどやらせなかった印象ですが。

途中、アクシデントがあって10人になった時間もありましたけど、そこでも練習でやってきたことがたくさん出ました。あとは、セットした中での守備も、各々が自分がどこにポジションを取って守備すればいいかを考えてできていたと思う。ただ、この前は自分のプレスバックのところでファウルしてしまったので、そこは本当に必要だったかどうか。点を取ること以外に、失点をしないことも勝利に近づくことになると思うので、あの場面は反省点としてあります。

--勝利は遠い中でも、チームとして前進している感覚はありますか?

結果が出てないことを引きずっていても、いい影響はでないので、勝つことだけに集中したいです。チームとしては必ずいい方向に向かっていると思いますし、練習の中でも全員が切磋琢磨して、妥協することなく練習できていると思います。その中で自分も、今やっと数試合スタートで出られていますけど、そこに満足する余裕もないので、慢心することなく練習から自分に追い込みをかけられたらなと思います。

--今節は前節に続き昇格1年目の奈良クラブです。

前節とはまた違う試合になると思います。この準備期間に競争がありますし、自分はいい準備をして臨みたいです。相手は勢いを持って来ると思いますし、奈良クラブさんが僕たちのことをどう見ているかわからないですけど、自分たちはチャレンジャーのつもりで向かっていきたいです。

--今季がプロ1年目の選手も多い中、デューク選手が意識していることは?

僕はあまり檄を飛ばして士気を高めるようなタイプではないですけど、その分、試合に出ている出ていないは関係なく、積極的にコミュニケーションを取って、いいチャレンジができたらまたそれができるように共有したり、エラーが起きたら同じことが起きないようにすると言うことを心がけています。そこは長年やってきて変わった部分だと思います。