SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

06-16-2023

 練習情報 

練習レポート(藤沼拓夢選手、山下諒時選手)

FW/9 藤沼拓夢

230611-194 copy.jpg

--ここ最近はトップ下での起用が増えています。

そんなに違和感なくやれています。サイドハーフの時も中にポジション取りをしていたことがあったので、サイドハーフをやっていた時と攻撃の立ち位置がすごく変わるわけではない。シャドーのようなイメージもあって、シャドーも結構やっていましたし、多少運動量が増えたイメージです。

--サイドハーフの時はスピードを生かした抜け出しとサイドからの決定機を作るプレーが多かったような印象ですが、トップ下になって役割の違いはなにかありますか?

裏に抜けるのは自分の基本的なプレーです。ドリブルのところで、サイドで出ていた時はタッチラインに背を向けてプレーをしますけど、中で受けた時はどこからでも相手が(プレスに)来るので、そこの難しさは若干あるなと前回の試合でも感じました。

--若林龍選手といい連係プレーができていると監督からも評価を受けていると思います。藤沼選手としてはどんな手応えを感じていますか?

もっと上げていかないとと思いますし、もっと2人でチャンスを作れると感じています。たまに動きが被ってしまうことがあったりするので、もっとコミュニケーションを取ってやっていきたいです。

--中央でのプレーは全体を把握しなければいけない難しさとおもしろさがあるように感じますが。

まさに難しいですけどおもしろさがあります。相手のセンターバックが自分のことを見てくるので、そこの駆け引きは楽しいですね。

--今節対戦するFC岐阜には、昨季まで相模原でプレーしていた川上竜選手と浮田健誠選手がいます。

お互いの特徴をわかっているので、やりやすさとやりにくさの両方があると思うので、それこそ駆け引きを楽しみたい。そのなかで自分の武器である裏への飛び出しとかでチャンスを作れたらと思います。

--ちょうど今週が26歳の誕生日でしたがこの1年の総括と次の1年の意気込みを教えてください。

ずっと大きな怪我をしてきたなか、2年半ぶりにしっかりサッカーをできた年だったかなと思います。きっとすぐに30代になってしまうと思うので(笑)、1秒1秒、1日1日を無駄にせず生きていきたいと思います。

DF/4 山下諒時

230611-189 copy.jpg

--改めて前節のテゲバジャーロ宮崎戦を振り返って。

この前は相手の方がチャンスは多かったし、特に後半の最後は怒涛の攻撃を受けて耐える形になってしまった。自分的には前半かたあまり守備をハメられていないイメージがあって、自分の前で相手の16番の選手(石津大介)にずっとフリックされ続けていた感覚で、自分的にはそこまで手応えを感じられていなかったんですけど、練習前のミーティングで戸田さんから「ボールを多く取っている」と言われました。あまりやれてないイメージがありましたけど、「できている」とのことだったので、それはやり続けていこうと思いました。

--試合中も監督はディフェンスラインの選手によく声をかけていました。どんなことを言われていたのでしょうか?

16番の選手を捕まえるために2パターンを用意していて、本当はピッチのなかの自分たちで変えられたらよかったですけど、吉武(莉央)選手がPKをもらったタイミングで戸田さんから言われて、守備の形を変更できました。そこからは何回もフリックされて一気にピンチというのはなかったので、外の戸田さんから言われてようやく修正できました。ここ最近、試合に多く出ている自分がもっとリーダーシップを持って動かせたら早い時間帯で自分たちのリズムにできたのかなと思います。

--そういう意味では、自分自身の出来はいかがでしたか?

ビルドアップに関しては、落ち着いて見えるところが見えるようになってきたので、対角のボールも前半戦より増えていますし、ワントップの選手に当てるボールも意識して出せるようになってきているので、そこはだいぶ手応えを感じています。

--勝利まではあと少しを埋めるだけのような気もするのですが、山下選手はどのように感じていますか?

今日も練習の時から前向きに捉えられています。あと一つ噛み合えばというところで、なかなか噛み合ってない状況が続いているだけで、一つ噛み合えば勝利は大きく近づくと思います。

--「あと一つ」はどんなところにあると思いますか?

この連戦では、ディフェンスラインの安定感がなかった自分は感じています。天皇杯は無得点でしたけど、他の試合はゴールを取れていて、形はある。後ろがゼロに抑えれば勝てると思う。ただ、攻撃の最後のクオリティも、この前の試合ならシュートを打ってそれが相手に当たってカウンターを受けるとか、クロスを中で弾かれてカウンターを受けるということが多かった。最後のクオリティも工夫しないと得点数も増えない。攻守両方でまだ足りない部分はありますけど、その精度は上がっていると思います。