SC相模原

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05-26-2023

 練習情報 

練習レポート(藤沼拓夢選手、デュークカルロス選手)

FW/9 藤沼拓夢

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--先週の天皇杯1回戦は、藤沼選手にとってどんな試合になりましたか?

相手のやることが明確すぎたので、こちらとしては対策はできたし、僕的には気を重くして試合に入ったつもりはなかったです。でも先制されてしまって、ちょっと嫌な感じはしました。前半、あれだけ攻めても点が取れなくて「このままズルズルいって点が入らなかったらまずいな」と思っていて、若干の焦りがあった試合でした。

--相模原の攻める時間が長かったですが、ゴールを割れなかった要因をどこに感じましたか?

クロスに入るポイントもそうですし、入っていく人数を増やすとかをしなければいけなかったです。

--ただ、延長戦にPKから逆転ゴールを決めて勝つことができました。

本当は90分で決着をつけたかったですけど、追いついた時点で「これはいけるな」と。あそこまで引きずってはいけないですけど、負ける気はしませんでした。

--今節対戦するFC琉球は監督が退任したばかりで、どんな戦い方をしてくるか読みにくい部分はありますが。

監督が変わってすぐは、なにかしら切り替えてやってくると思います。今までの分析が通用しなかったり、まったく違うサッカーをしてくるかもしれない。でも、相手に合わせてサッカーをするわけではので、自分たちのサッカーをやれるようにしたいです。今、負けてない状況が続いているので、いい流れで1勝できたらと思います。僕的には次の(天皇杯2回戦)札幌戦までずっと勝って、そこに勢いよく臨んで、J1のチームを食いたいです。

--藤沼選手個人の感覚は今、どうですか?

悪くないです。ただ、クロスに飛び込むプレーとかはまだ突き詰めないといけないですね。(ゴール前に)入ってはいるけど、ただニアに突っ込むだけではなくて、時には止まってみたり、自分で修正できる細かなポイントがあったので、そういうところを良くしていきたいです。

MF/11 デューク・カルロス

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--先週の天皇杯1回戦を振り返っていかがでしたか?

逆転できたことはチームとしてすごくよかったです。自分としてはシュートやチャンスに関わる場面を多く作れたと思っています。数字を残せなかったことは課題ですけど、攻守で弾みをつけられた試合だったと思います。

--引いて守られた時間が長かったと思いますが、難しさはありましたか?

僕が入ったタイミングでウイングバックになったカズ(佐相壱明)が自分に合わせてくれて、僕が内側に入った時は外に張って、僕が外側に張った時は内側に入ってくれて、うまくローテーションして相手の隙を狙おうと試みることはできました。全部が全部うまくいったわけではないですけど、引いてきた相手に対して、今まで以上にうまく対応できた試合でした。

--今季のご自身のパフォーマンスをどのように感じていますか?

これからもすることはないと思いますけど、自分自身に対して満足してないです。そのなかでも、監督やスタッフからアドバイスをくれて、それをうまく自分に落とし込んで練習では100パーセントでやることを常に考えています。ふとした時にきっかけは現れると思っているので、この先どうなろうと常に目先のものに対して準備することが大事になります。それが結果として出たら嬉しいですけど、今は一喜一憂せずコツコツと取り組んで、日々自分の成長に目を向けたいです。

--今、デューク選手はどんな課題に向かって取り組んでいるのでしょうか?

例えばカットインした時のプレーの選択だとか、前を向いた時にどこに向かっていくかという、一瞬の判断やアタッカーとしてどうあるべきかを監督から何度も言ってもらってます。脅威にならなければいけないですし、自分は(ゲームの)リズムを作るよりも、全員にエネルギーをもたらすような攻撃を求められているので、そういったところをよりできるようにしています。

--カットインした後の選択肢としては、どんなものがありますか?

FWに当てて潜っていく動きもありますし、自分で打てるなら打つし、うちにはターゲッターがいるのでクロスを上げることもできます。たくさんの選択肢があるなか、常にベストなプレーをするためにボールを受ける前の準備を良くしていきたいです。

--自分自身、伸びていると感じるプレーはどんなものがありますか?

相模原に来た頃よりプレーの幅が広がっていると感じます。今までは外側で受けてプレーすることが多かったですけど、味方と相手の立ち位置を見て、自分がどこにポジションを取るかというのは、アドバイスもいただきながら少しずつできるようになっています。試合中に「これ、練習でやったことだな」と感じるシーンが増えてきています。

--今週末は琉球とのホームゲームが控えています。

相手のことはリスペクトしていますけど、リスペクトしすぎると自分たちが飲まれてしまうかもしれないです。そこは自分たちが食ってかかるつもりでいきたい。先週の天皇杯は絶対に弾みになる試合だったと思います。個人としてもそろそろ結果がほしいので、いつも通り最大限の準備をして臨みたいと思っています。