SC相模原

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04-08-2023

 試合結果 

【4/8いわてグルージャ盛岡戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

いわてグルージャ盛岡 1-1 SC相模原

■得点
18'和田昌士(いわてグルージャ盛岡)
61'松澤彰(SC相模原)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2023/040813/live/#live/

戸田和幸監督

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--いわては両サイドに攻撃力のあるサイドバックを配置し、前線の長身FWをシンプルに活かしたスピードのある攻撃を仕掛けてくるチームです。どのようなゲームプランを立てていましたか?

できるだけ相手のストロングを発揮させない形にしながら、自分たちのストロングを発揮できるようにチームを組んで、プレスを組みました。できるだけ敵陣でプレーする時間をたくさん作ろうと話して、大きくプレーしながら敵陣に入って、ゲームを進められるようにという話をして、試合に臨みました。

いわては力があって強いチームです。キャンプの時にも対戦して、どういった個人がいるというのはわかっていました。能力のギャップというよりは、経験の違いもあると思いますし、身体的な逞しさもあるチームなので、苦しくなる時間帯があるのはわかっていましたけど、うまくプレーを制限したり、ボールを奪えたり、こぼれを取ったりし、センターバックも恐れずラインをコントロールして、競り合いもできていました。逃げずにプレーしたからこそ、彼らは今日の試合のなかでつかんだものは多かったんじゃないかと感じています。

--失点は自陣深い位置で奪われてのショートカウンターでした。ピッチ状態があまり良くないように見えたのですが、低い位置からのつなぎはリスクが大きかったのでは?

ピッチコンディションは良かったんじゃないかと思っています。確かにあの瞬間はあそこがイレギュラーになっているように見えた部分はありますけど、どういう時にどう前進を試みて、どういう時に相手のプレスを外す、長いボールを使うかというとこはトレーニングと準備のところで共有していました。

あのプレーに関しては、僕らとしてはやるべきプレーだと思いますし、もし引っかかってしまったとしても、選手に責任があるかと言われれば、何もありませんし、僕自身があんなのをなんとも思わないので、失点しない方がいいでしょうけど、そのマインドでずっとプレーしているから僕は後半の時間があったり、毎試合チャンスが作れていると思っています。環境に応じたプレーが必要なのはよくわかっていますけど、今日のグラウンドで今日の相手に対してそれをしないで、遠くにボールを持っていくことは必要ないと思います。

もちろん、プレーを試みてエラーになって失点した選手自身は悔しさや不安があったと思いますけど、その選手がいないと僕らは僕らになり得ない。その選手がいてくれて、ここまでずっとたくましく戦ってこられて、その選手がいて今日もピンチを防げたりチャンスを作れたりしているので、そのなかで起きるエラーは別に大したことではありません。そのミスをピックアップして何かを言うつもりも僕は全然ない。

さっき加藤(大育)には「ナイスプレー」ということと、「そのままプレーをやめることはしないでくれ」という話をしました。ああいったプレーを含めて僕たちは目指しているし、だからこそ先に進めると思っているので、本人にも伝えましたし、チームにもそういうことを恐れずに続けていくマインドを持ちながら、環境を見て、もしくは相手のプレスの位置を見て、人の出し方を見て、今日はGKからの長いボールも使いながら前進できるチームを常に目指しています。


FW/18 松澤彰

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--0-1の場面で、後半途中から若林龍選手、牧山晃政選手と一緒に投入されました。ゴールを決めるため、どんな狙いを持って入りましたか?

あまり考えてなかったですけど、とにかくゲームに入ることを意識していました。あとは、どんな形でもいいので、ゴールを取れればと思ってゲームに入りました。

--約1カ月ぶりの試合でしたが、ピッチに立つ前に戸田和幸監督からは何か言葉はかけられましたか?

アップの時に「今日調子良さそうだね」と言われて、「はい。準備できてます」と、たわいもない話をしていて、あとは特に(笑)。試合に出る時も「よし、頑張って来い!」という感じでした。

--得点シーンはピッチを広く使い、オープンな展開から決まりました。チームとして狙った形だったのでしょうか?

クロスの練習をよくしていて、マッキー(牧山)は中盤の選手ですけど、今日は右サイドバックで、みんなでクロスの意識はありました。ワンタッチで入ってきて、決めた感じでした。

正直、あそこからボールが来るとは思っていなくて、自分自身で遅れた感じはありましたがマッキーのボールが良かった。相手が手前にいて、その選手が触るかなと思ってスピードダウンしましたが、うまくボールが流れてきたので胸トラして、それも大きく出過ぎてしまった感覚もありましたが、最後は足を伸ばして流し込むことができました。

--久しぶりの出場でいきなりのゴールを決めた感想は?

試合に出てこその選手なので、チームのために勝ち点1ではなく勝ち点3がほしかったので、まず1点目を決めて、もう1点取りにいきたかったですね。

--試合は1-1のまま終わりましたが、ゴールを決めた後の展開をどのように振り返りますか?

1-1になって勢いをつけていこうと思いました。点を決めたあと、うちのチャンスは何度かありましたけど、そこで仕留めきれなかった分、最後の方はオープンゲームになって相手の方が攻めているような印象になっていました。ゴールには迫れているので、点を決めたあとにもう一つギアを上げて、ネットを揺らすところで僕を含め課題を感じました。

--松澤選手が出ていない試合は複数得点がなく、チームは勝てていませんでした。試合を外からどう見ていましたか?

でも、みんな試合に合わせてちゃんと準備して試合に向かってプレーしていました。何が悪いとか、何が足りないとかはなく、全体的に質を上げて、点が入らなければ勝ち点は得られない。ネットを揺らすまでをワンセットにしないと意味がないと思うので、練習からもっとやっていきたいです。

--次のホームゲームに向けて、個人として、チームとしての意気込みを教えてください。

個人としてはチームのために点を取ることが大優先ですが、僕が点を取らなくてもチームが勝てればいいと思っています。チームとしては、次はホームですし、ギオンスで初勝利を挙げてファミリアを踊りたいです。


GK/21 竹重安希彦

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--今日の試合を振り返ってください。

失点のところはチームとしてはなんともないというか、想定内の失点でした。できればゼロで進めたいですけど、特にネガティブになることもなく、自分たちの時間が来るのはわかっていました。そこで逆転できるチャンスもあったかなと感じています。

--この引き分けはどんな意味を持ちますか?

もっともっとやれるゲームというか、自分たちの良さをさらに出せるはずなので、改善する点は多いですけど、下を向く必要はないです。次のつながる勝ち点1だと思います。

--失点シーンは、後ろからつなごうとしたところを奪われて決められてしまいました。

後ろからつなぐうえで仕方がない部分があったと思います。逆に、(ビルドアップを失敗した形で)今までよく失点しなかったなと思うので、誰も気にしてないです。

--加藤大育選手がボールを奪われてから決められてしまいましたが、引きずることなくその後もプレーしていた見えました。

僕も声かけましたけど、みんなが「全く気にすることないから」という感じでしたし、いい雰囲気でやれているのかなと思います。

--相手のサイドバックが攻撃に参加してきて、守りにくかったと思います。ゴールを守る上で意識したことは?

大きい選手も多く、クロスがどんどん上がってくるのはわかっていました。なので中でしっかり守ることを意識していました。

--試合後、ピッチで戸田和幸監督から言われたことを教えてください。

またリードされてしまう可能性もありましたけど、こっちにも得点できるチャンスはありました。そういう意味で、顔を上げてポジティブに、次へ進もうという話がありました。

--終盤は押し込まれる場面が多かったなか、失点を「1」に抑えて次のホームゲームへ向かうことになります。

勝ててないのも事実なので、次は勝ち点3を取り切りたいですね。

--GKは竹重選手が第2節から全試合に起用されていますが、サブの選手が入れ替わっていることが多く、競争が激しそうに見えます。

本当にいい競争ができているので、自分のなかでも危機感を持ってできています。いい緊張感でみんなと練習ができていると思います。