SC相模原

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04-06-2023

 練習情報 

練習レポート(安藤翼選手、 山下諒時選手)

MF/14 安藤翼

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--前節、今季初めて先発に選ばれましたが。

監督から「3年目だろ」と言われて、戦う姿勢を示してほしいと試合前日から言われていました。プレーに関しては、やることははっきりしていて、前で収めて起点になること、守備のスイッチになることを意識していました。ですが守備では相手にボールを持たれる時間が多かったので、そこはもう一度見直して次の試合に向けて改善していきたいですね。

後ろの選手が奪いやすい状態にもっていくために自分が方向づけをもっとしなければいけなかったですし、奪いにいく姿勢をもっとはっきり示したかった。でも、最後の部分ではタケさん(竹重安希彦)を中心にディフェンス陣が体を張って守ってくれたので、そこはよかったです。

--安藤選手個人としては、第2節の福島ユナイテッド戦でボールを奪ってゴールを呼び込み、前節は初先発。向上している感覚は得られていますか?

一試合一試合でつかむものが大きいですし、練習では見えなかったものがつかめる。練習でも試合でもやることはかわりませんが、顔を上げるタイミングや相手のポジショニングを見るのは、試合を重ねるごとによくなっていますし、練習からそれを意識させてもらうメニューが多いので、自然とできるようになってきている。練習が試合につながっている感覚があるので、続けていけばこれから先、この積み重ねによって勝ち続けられるチームに必ずなれると思います。今は悔しいゲームが続いていますが、下を向くことなく僕たちは成長しているので、サッカーを楽しみながら質の部分をもっともっと求めてやっていきたいです。

--悔しい気持ちはあるけれど、前進している感覚があるから焦りはない?

そうですね。前進している感覚はかなりあります。サッカーなので紙一重な部分はあるので仕方がないところはありますけど、それを全てひっくり返せる力をつけたい。たとえ失点したとしても、そこから2点、3点と取れるチームに進化していけるポテンシャルは絶対にあります。そうした練習をたくさんしているし、戸田さんも「ボールを持て」と言ってくれて、みんな自信を持ってプレーできています。試合を重ねてみんな自信をつけてやっていけば、さらに良くなると思うので、自分でも楽しみですね。

--ボールを止める位置、顔を上げるタイミング、体の向きなど、一つひとつに意図を持ってプレーできる感覚がある。

そうですね。それは練習の中でもそうですし、試合でもボールをもらう前の動きをもっともっと求める必要がありますけど、全体としてもかなり良くなってきていると思いますし、後ろからのビルドアップでもだいぶボールを持てるようになっている。勝ててないというのはありますけど、みんな悲観していることはなく、前進している気持ちはあります。

--次は和田昌士選手と石田崚真選手がいるいわてグルージャ盛岡との試合になります。

はい(笑)。どこが相手だろうと、誰が相手だろうと、負けたくないですけど、特に昌士と崚真という年齢が近くてプライベートでも仲のいい2人がいるので、本当に負けたくないですね。相模原の選手は結構入れ替わってしまいましたけど、こうして自分とかが結果を出して、相模原を勝たせられるようにしたい。自分としても成長した姿を2人に見せて、チームとしてもしっかり勝てるようにやっていきたいです。


DF/4 山下諒時

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--前節、ディフェンスとしてはゼロで抑えられた試合でしたが引き分けということで、どのように結果を受け止めていますか?

ディフェンスとして無失点に抑えられたことはいいですけど、チームとしてお互いチャンスもあり、ピンチもあり、と言う試合でどっちに転んでもおかしくない内容でした。そのなかで個人的にはミスが多くて、自分的にはもう少しできた感覚があり、悔しさが少し残る試合になりました。

--山下選手から起点になって攻撃が始まっているように見えました。うまくいったプレーと課題を感じたプレーは、どこにありましたか?

長いパスと短いパスを使い分けるのが自分の特徴であって、そのなかで長いボールをあまり通すことができませんでした。一本のパスで戦況を変えたかったですし、後半の最後のほうにはイージーな横パスのミスもあって失点しかけることもありました。細かいミスも突き詰めないと、レベルの高い試合を落としてしまうと思う。当たり前にできるプレーをしっかりできるようにしなければいけないなと思います。

--立ち上がりはいいプレーができていた感触はありますか?

相手の陣地でプレーするということをチームで話し合っていて、前向きにプレーできるような感じで立ち上がりはできていました。そういったところは自分の特徴が生きて、相手の奥へ蹴れて裏返すことはできていた。試合中、そういう使い分けをうまくできれば、チームとしてもいい流れになるのかな、と思います。

--山下選手は左利きのCBという貴重な特徴を持っていますが、監督からはどんなことを言われていますか?

左足でボールを触れるので、攻撃面での要求が特に多く、自分が長短交ぜてのパスを出せないといけません。下からしっかりプレーしていくことを取り組んでいるので、まずは自分のところで失わない、ミスをしない、そして次の選手がプレーしやすいパスを出すことを特に求められています。最近では「長いパスを蹴れる人は蹴れ」と言われていて、自分は蹴れる選手だと思っているので、もっと対角に蹴ったり、縦のスペースに蹴るための精度をもっと上げることができたらもっと良くなると思います。

--今節対戦するいわてグルージャ盛岡は前線に強力な外国籍の選手もいますが、どんな意気込みで試合に臨みますか?

外国籍の選手とマッチアップするのは初だと思いますが圧倒的フィジカルの差があるはずです。ディフェンスの面では1対1で体を当てても勝てないと思いますが、最後に失点しなければいいので、周りの選手と協力して守って、またゼロで抑えたいです。攻撃では自分が起点になって点を取って勝てればベストかなと思います。