FW/9 浮田健誠
--チームは今、3連敗中ですが最近の状況をどのように感じていますか?
3連敗している原因は、点が取れてないからです。この前の試合もそうですけど、点が取れていれば負けることはなかったですし、失点のダメージがチームに響いているので、なるべく前半は失点しないだとか、そういうことを意識しているのですが、それができていないことも敗戦につながっていると思います。
--得点は取れていないですが、チャンスは作れています。
前からプレスをかけて、相手のミスを誘って人数をかける攻撃は何シーンかありました。その場面を増やすことが得点の可能性を上げると思うので、そこは変えずに真面目にやっていきたいです。
--前節は初めて声出し応援適応試合になりました。
自分がプロになった初年度にコロナ禍になって、初めてだったので、富山に来てくれた方たちの人数以上の声とパワーを感じましたし、そういうなかで試合ができて幸せに感じました。遠くまで来て、最後まで声を枯らして応援してくださった皆さんを勝たせてあげられていないとバスのなかでもずっと悔やんでいました。励ましの声がずっと続いているのはありがたいですし、なんとしてでも勝って、みんなで喜びたいという思いが強いです。
--次はホームでの試合になります。
ホームで何度も情けない姿を見せられないので、体を張ってチームの力になりたいですし、ゴールを決めてみんなで喜びたいと思います。このままでは終われないので、なんとしてでも意地を見せたです。
DF/18 白井達也
--前節のカターレ富山戦は先発での出場になりましたが。
なかなか出場機会を掴めていないなかでのチャンスだったので、本当に勝負の一試合だと思って挑みました。プレーとしては、とにかくやれることをやって、まずはCBとして潰すところや競り勝つといった大事なところにフォーカスして試合に入りました。
--ミスを突かれて1失点してはいますが、それ以外は圍謙太朗選手の好セーブもあってゴールを守り抜き、一定の手応えはあるのでは?
そうですね。チームコンセプトとして前から奪って、ショートカウンターというのがあるので、その部分に関してはいい形が何本が出たと思っています。あとは、今言われたようにカコくんのセーブもあって、1点もののシュートを守ってくれていましたし、守備としては90分通して安定してできていたと感じます。
でも、結果がすべての世界です。「やろう」と決めていたことができたのは、自分にとっても良かった部分ではありますけど、サポーターの人もチームとしても求めているのは勝ち点3なので、そこに関しては達成できず悔しい思いは強いです。
--前節、初めて生の声援を聴くことができました。
鳥肌が立ちましたね。最初、あいさつにいく時にすごい迫力を感じて、力になりました。プロになってから初めてのことだったのですごく興奮しましたし、うれしかったですね。「早くそういうのが当たり前の世の中になってほしい」と改めて感じました。
--今までも手紙やSNSで応援の声は届いていたと思いますが、直接聞くのはやはり違うものがありましたか?
そうですね。いつもは試合前後にパワーをもらっていますが、試合中にあれだけパワーをもらえて、選手としてすごくうれしいですし、力になりました。もっとやらないといけないですね。
--次の試合はホームでの開催になりますが、どんな気持ちで戦いたいですか?
勝ち点3をとにかく求めて戦いたいです。自分に目を向けて、自分がやるべきことを90分間続けるだけだと思います。それを僕も中心となって、そういう方向にチームを動かしていかなければいけないと思っています。「勝利」にベクトルを向けて、選手それぞれがやるべきことに向き合って準備して、一人ひとりがそれを発揮できれば結果はついてくると思うので、それをやるだけですね。