DF/4 水本裕貴
--勝てない試合が続いているなか、チームの雰囲気はどう感じていますか?
結果が出てないので決していい雰囲気とは言えませんが、次の試合は来るので、そこへ向けて前節や今までの反省をして臨みたいです。
--前節を振り返って、良かった部分と悪かった部分、それぞれどう感じていますか?
どちらかと言えばいい点はあまりなく、僕たちが自滅してしまったような、ボールを奪ってもすぐに相手のボールになってしまうことが多かった。相手の勢いに飲まれてしまったということもダメな部分ですし、90分通して自分たちのリズムで戦うのが難しいなかでも、そういったところを我慢して、もう一度自分たちのリズムでやれたら良かったです。
--主導権を握った戦いをするには、まずはボールを失わないことが大切になる?
もちろんそれもあると思いますし、局面局面でのハードワークだったりで、チームとして勢いの乗れるはずです。ずっとボールを持てればいいですけど、サッカーの試合でそれはなかなか難しいので、相手に勢いがあっても、それを弾き返せるような力を出していければまた自分たちのリズムになると思います。
特に守備はリアクションになりがちですけど、そういったところでも自分たちから積極性を出していけるよう、ずっと受け身ではダメですね。自分たちでボールを前から奪いにいくアクションも必要ですし、そういったことは練習でも取り組んでいます。
--シーズンを通して悪い流れから抜け出せない時間が続いていますが、どんなことが必要になりますか?
勝負というのは紙一重だと思っています。圧倒した力で勝てればそれに越したことはないですけど、紙一重の部分を自分たちの方に手繰り寄せられるかが大事だと思います。今季いい成績ではないですけど、残りの試合は意地を見せて、より多くの勝利を挙げたいと思います。
--そのためには、先ほど言われたようなハードワークをする部分が大切になる。
そうですね。
--今節はアウェイでカターレ富山との試合になります。
監督が変わって、上位につけているチーム。向こうはホームですし、勝ち点3を取りたいと思っているはずなので、難しい試合になるとは思いますけど、勝ち点3を持って帰ってきたいと思っています。それに向けていい準備をして、臨みたいと思っています。
MF/25 田中陸
--前節のヴァンラーレ八戸戦を振り返って。
うまく攻撃できなかったですし、自分の技術ミスが(ハーフタイムでの)交代の原因だったと思います。そこは改善しなければいけません。チームとしても、相手が前から来ているなかでどう進んでいくかという共通の意識を持たなければいけない。それこそ、ボランチがたくさんボールを受けて動かしていけるようにしなければいけないと思いました。
--パスがズレてしまうのは、今言われたような技術的なミスとチームとして共通の画を描けていないからでしょうか?
そうですね。距離感の問題もあったと思います。自分が降りるならもう一人のボランチやサイドハーフを中に入れて、人数を増やしたりすることで一人ひとりの距離が近くなる。中があって外が空いて、もっとボールを振れるようにしたいです。なので中の距離感が大事かなと思います。
--守備に関しては、もったいない失点が多い中でもそれ以外で手応えを感じる部分は?
前回の試合でもボールは取れていますし、その前の試合でもハマっているので、いいイメージを継続して、その強度を上げていきたいです。
--今節はカターレ富山との試合になりますが、そこへ向けてはいかがですか?
自分たちの意地というのを残りの数試合で見せなければいけません。勝ちにこだわって、皆さんに気持ちの伝わるプレーを出していかなければいけないです。相手は昇格争い中でそういうところは激しく来ると思いますけど、それに負けないようにやっていきたいです。
一つひとつの対人や一歩戻るか戻らないかとか、チャンスの時に走るのか走らないのかとか、そういうところにもよりこだわっていきたいです。