SC相模原

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07-08-2022

 練習情報 

練習レポート(浮田健誠選手、圍謙太朗選手)

FW/9 浮田健誠

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--前節は短い出場時間でしたが久しぶりの公式戦になりました。

試合に出るまで簡単な期間ではなかったですし、改めて自分がなんで結果が出てないかを考えたくなかったですけど、受け入れて考える時間になりました。そのなかで監督ともコミュニケーションを取って自分の良さをとにかく出さないとこのチームに貢献できないという話をしました。自分の特徴であるシュートというのを出すために、練習の1プレー、1プレーから改善して少しずつ良いシーンが増えていっての出番だったので、30秒でも1分でもピッチに立てるならシュートを打ったり、インパクトを何か残してやろうと思って迎えた試合でした。

--リーグ戦の翌日、トレーニングマッチで2ゴールを挙げていました。

裏を取れればシュートを打つ場面も増えるので、シュートを打つために監督ともとにかく裏を取ろうと話していて、それで取り組んでいた通り裏を取ってのゴールだったので、取り組んでいれば体にも身につくし、こうして結果も出てくるんだなと思いました。

--少しずつ良くなっている感覚でしょうか?

そうですね。メンタル的にも前向きに良さが出せていると思います。

--同じFWの船山貴之選手は前節PKで、新加入の加藤拓己選手もゴールを重ねていますが刺激になっていますか?

そうですね。自分と違う武器を持っていて、2人は自分の武器を最大限生かしているからゴールも取れるし身体を張ってチームに貢献していると思うので、見ていて勉強になります。

--浮田選手自身の残りのシーズンへ向けた気持ちは?

練習でやれていることを試合で出すだけなので、ゴールを取るとかシュートを打ち続けることだったりを全面に出していきたいと思います。今、チームはなかなか勝てていないので、練習試合からアピールすることが必要ですけど、自分たち出番の少ない選手が活躍してスタメンを脅かすことがチームの奮起にも繋がると思っています。ホームで勝って、サポーターの皆さんと喜びたいですし、もっともっと嬉しさを感じたいですね。

--浮田選手のリーグ戦でのゴールを待っているサポーターも多いと思います。

手紙でも「初ゴールを待ってます」とか「いつでも応援しています」と温かいメッセージが本当に自分のモチベーションになっているので、皆さんの期待にも早く応えたいですし、自分のためにも早くゴールを取って勝ちをもぎとりたいです。


GK/31 圍謙太朗

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--前節、圍選手の声がいつも以上に響いていたように感じましたが、どのような気持ちで臨んでいましたか?

もう一つも落とせないので、勝てる可能性を広げるためにやれることをやろうと思っていました。あとは、失点が多いですが個人的にはそれがめちゃくちゃ嫌で、なんとか抑えようという感じです。もっと守らないといけない。
今までは(試合中)落ち込まないように「いいよ、いいよ」と声をかけていましたけど、厳しく言う時期になったのかなと思います。ダメなことはダメで、もっと示そうと思って。

--うまくいかない時こそ、成長するきっかけにできる。

そういう時に何ができるか、ですね。「この先、抜けたら何が待っているんだろう」という楽しみしかないです。サッカーがうまくなるために毎日活気よく元気に過ごさないとうまくいかないので。好きなことやっているのに毎日が楽しくないというのは、それこそ違うと思う。サッカーで言われたことや悔しい思いをしたことは、サッカーでしか返せない。踏ん張ってやれることをやって、良い結果を持って帰れるように正しい努力をするしかないかなと思います。

他人を変えるのは難しいですけど、自分はすぐ変えられるので。まずは自分が変わって取り組んでいる姿を見せていきたいです。GKは企業の経営者と似ているかなと思う時があって、どちらも孤独だしプラスワンで見ている人が多い。自分からしたら唯一手が使えるスペシャルワンなのに、FWは選手名で呼んでもらえるのに、GKは「GK」で、選手名でも呼んでもらえない。そういう意味で、いろいろな経営者の方にアドバイスを求めたりとかすると、みんな成績が悪い時こそ、まずは自分が愚直にやり続けると仰っていますし、GKよりもサツさんや高木(琢也)さんの方がプレッシャーがすごいと思います。

うまくいってるチームの選手に話を聞くとか、筋トレを始めてみるとか、違うスポーツの試合を見にいくとか、なんでもいいので行動することが大事だと思います。ただ文句だけを言って行動しない人に先はないと思うので、まずは自分がそういう行動をして示していきたい。

(現役を引退して)社会に放り出された時、「ただサッカーだけやっていました」だけでは嫌なので、「自分はサッカーでこういうことを学んできました」ということを言えないといけない。それをプレイヤーのうちにできるようにしたいです。たくさんの人に見られながらすごいプレッシャーの中で好きなことをやる、そんな恵まれたことはないので、それをどう感じるかですよね。