SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

06-30-2022

 練習情報 

練習レポート(加藤拓己選手、蓑田広大選手)

FW/32 加藤拓己

DSC_77660630.jpg

--SC相模原に移籍してきて1カ月になります。

ここに来て本当によかったと思っています。J1での環境と比べると驚く部分も多いですけど、(藤本)淳吾さんとタカさん(船山貴之)と前線で組むことが多いのですが、その経験はめちゃくちゃ大きいです。練習中はミズさん(水本裕貴)や(鎌田)次郎さん、(渡部)大輔さんといった経験ある選手を相手に、どう自分たちの攻撃を組み立てていくかというのもあるので、そういう部分では本当に勉強になっていますし、たくさん教えてくれる。サッカー選手として一つ二つ、磨きをかけられる環境だなと思っています。

--藤本選手や船山選手からはどんなアドバイスをもらっていますか?

試合の進め方やディフェンスに行く時、全力でそこに(プレスへ)行く必要があるのかとか、状況の使い分けですね。あとは、2人ともパスが上手いので動き出すタイミングのことをよく言われて、それは新しい感覚ですね。

--前節のゴールは簡単そうに見えて実は難しかったのではないかと思うのですが。

感覚で決めました。感覚なので説明するのは難しいですが、あれは自分の強みだと思っています。そこで負けているようではいつまで経ってもJ1ではプレーできないと思っています。コツとかはないですけど、相手より先に跳んで相手よりも長く滞空時間を確保するだけ。結局は「勝ちたい」、「ゴールを決めたい」という気持ちだけですね。本能です。

--小さい頃から身体能力は高かったのでしょうか?

そうですね。野球一家だったので、サッカーもやりながら、お兄ちゃん2人と親父と遊びで野球をすることも多かったんです。お母さんはバドミントン選手だったのでバドミントンをやることもあったのですが、そうすると落下地点の予測がすごく早くなるんです。それが今、すごく生きてますね。

--気温もかなり暑くなっていますが、これからへ向けてはいかがですか?

勝つしかないです。サポーターの皆さんもそれを見たくてスタジアムに来ているはずなので、僕たちはそこに応えるためにしなければいけない。応援してくれる人たちに勝利を届けることがサッカー選手の仕事です。僕たちに今、求められていることはサツさんが一番大切にしているだと思う。トレーニングでは吐きそうになるくらい、だいぶ追い込めて準備できているので、ここからですね。

「全勝」と言いたいところですけど、現実を見ながら最後、目標達成できるようにしたいです。全部上手くいきすぎるよりもいろいろな課題を毎日毎日みんなでクリアしながら最終節の時に「頼もしくなったな」とサポーターの皆さんが思ってくれるようなチームになりたいです。


DF/33 蓑田広大

DSC_76980630.jpg

--SC相模原に移籍してきて感じる印象はいかがですか?

ベテラン選手から若手選手までいろいろな選手がいて、タカさんや淳吾さん、次郎さんといったベテランの方はすごく優しいですね。自分より下の年代で言うと、(藤原)優大がちょっと生意気だなと思っています(笑)。

--青森山田高校での後輩でもありますが以前から交流はありますか?

3つ下になるので入れ替わりになりますけど、優大は中学3年生の時からプリンスリーグに出ていたと思うので、一緒に練習するメンバーに入っていた気もしなくはない。何度か喋ったことはあったと思います。

--相模原に来て、プレー面ではどんなことを考えていますか?

この相模原がどういうサッカーをするかを自分なりに分析してそれを体現して、その後に僕の色も出していきたいと思っています。それができれば出場機会は増えていくのかなと思います。

--蓑田選手の色というのは八戸戦でも見られたロングフィードでしょうか?

ロングフィードとか、対人の球際のところというのが僕のストロングです。

--所属クラブの湘南はJリーグでも球際やプレーの強度が高い方ですが、試合中は余裕を持ってプレーできていますか?

まだ余裕を持ってプレーできる歳ではないですね。毎日全力で、120%でやるということを湘南で学んだので、入ったばかりですけど僕の姿勢がチームの色として出て、「頑張ってくれる選手だな」といった良い印象を与えられればと思うので、今はとにかく試合でチームを勝たせられるような取り組みをしようと思っています。

--もう7月になりますが昇格へ向けてはいかがですか?

諦めてないです。僕がここに呼んでもらった意味というのを常々自分に問いかけながら、自分はどうすべきなのか、何をしなければいけないかというのを毎日分析していく。若い選手は個人の結果が重視されるかもしれないですが、ベテラン選手と同じように勝敗にこだわってやっていきたいです。