SC相模原

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06-24-2022

 練習情報 

練習レポート(藤本淳吾選手、川上竜選手)

MF/10 藤本淳吾

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--薩川了洋監督就任後、良くなっている部分はどんな部分に感じますか?

雰囲気は明るくなりましたし、ボールを持って自分たち個人が持っている武器を出していこうとよく言ってますけど、それを意識させてくれています。サツさんのやり方もどんどん入っています。そういうのがもっと浸透していって、選手も意識してやれるようになっていけばいいと思います。
でも、練習でできて試合でできないということが多い。試合になるとちょっとしたミスでズレてしまう。右足に出せばいいボールを左足に出してしまうとか、そういうことが多いので、基礎的なところをもっと意識しないと、いくら戦術と言っても基盤がないといけないので。ゲーム中は選手が中で判断できるような感じではありますね。

--ある程度の判断は選手に委ねられているのでしょうか?

でも崩そうとする形や「こういうふうにやっていこう」という一本の筋はあります。そこにどうやって僕たちがもっていけるか。

--先ほども言われたように、個人の良さを引き出すという意味では藤本選手のキックも目立つようになっているのではないでしょうか?

フリーで蹴れますし、みんなで取ったCKやFKになるので、そこは責任持って蹴っています。それでずっとやってきた部分もあるので、それに関しては普通ですけど、もっとピッチで存在感を出せるようにしていきたいですし、自分ももっと点を取っていきたいです。アシストもいいですけど、チームが勝てるようになっていきたいです。

--前線で時間を作れる加藤拓己選手が加わったこともあって、攻撃が活性化しているようにも見えますが。

(浮田)健誠とは違うタイプですよね。入ってきて数試合なので気持ちも入って頑張ってやってくれていますし、点も取れている。彼も結果を出さないと所属クラブに戻れないかもしれないですし、なんのために来ているのかを考えなければいけないし、こちらとしても意識させないといけない。こっちで点を取っているからと言って満足させないようにするのも大切かなと思います。

--まだシーズン前半戦も終わってないところですが、昇格へ向けてはいかがですか?

やはりJ2とJ3でやるサッカーは違いますけど、慣れてきてはいます。もったいない戦いが多かったので、同じことを繰り返さないように意識してやればいいと思っています。
自信を持ってやれれば今治戦みたいにひっくり返せる。北九州戦は取られてもなんてことはなかったですし、なんだったら自分たちのミスでゴールを取られていたので、前回の讃岐戦もそうですし、八戸戦もそうでしたが、そのミスがなくなれば自ずと失点は減るので、あとは自分たち次第だと思います。

--最近はゴールを決められてしまっても負ける気はしなくなってきました。

「いつか点は入るだろう」って見ててもしないと思います。2点取られてしまうとどのチームも苦しくなるので、失点は最低1点に抑える。セットプレーからは仕方がない時もあるかもしれないですけど、ミスからはしないようにしていきたいです。


MF/15 川上竜

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--今のチームの状態をどのように見ていますか?

2連勝からの2連敗なので、良くもないし悪くもないので、悲観しすぎることもないかなと思います。チャンスもあったなかでの負けなので、完敗という感じでもなかった。練習は雰囲気良くやれています。中2日の3連戦を勝ち越したかったですけど、同じ勝点でも3分よりも1勝2敗のほうがいいのかなと思います。でも、終わったことなので、次の鳥取戦に向けて良い準備をするしかないですね。

--過密日程もあったと思いますが、ここまででやれていること、できていない部分は?

北九州、今治戦の時は相手が前から来ていたので、背後を狙いながらそこで上手く相手の圧力を押し返せたというのもあります。八戸戦、讃岐戦は先制されて相手に余裕が出て構えられたことでなかなか背後を狙いづらい状況になりました。それは先に失点してしまった自分たちの責任ですけど、そうなってしまうと結果的にキツかったなと思います。
サツさん(薩川了洋監督)が練習で言ってましたけど、引いた相手に対してもっとテンポを出すことと、ボールを出し入れしながら、ということを強調していたので、そういったところをみんなで突き詰めて合わせていけば、引いた相手に対しても崩していけるシーンを多く作れるかなと思います。ただ現状を考えると、前半で失点しないことですね。先制点を取られる試合が続いているので、先制点を与えないようにすることを意識することが一つの手なのかなと個人的には思いますし、そこには何か原因があるはずなので。まずは「守備では硬いね」と言われるチームにならないといけないと思います。

--ディフェンスのやり方で変わった点はありますか?

そもそもシステムが変わったので、一人ひとりのタスクや守備範囲というのは間違いなく変わりました。攻撃のところに今はフォーカスしていますけど、守備でももっと一人ひとりが強度を出していかなければいけない。強度を中盤の選手だけが出しても意味がないので、前線の選手から2つ3つ連動していって、みんな同じ強度でやらないといけないですし、一人ひとりの強度が上がればもっと高い位置で奪えるシーンが増えていくと思います。良い奪い方をして、シュートチャンスにいけてるので、結果論になってしまいますけど、そこをチームとして決め切るというのも大事になってきますね。

--厳しい状況には変わりないですが、前半戦も終わっていないので昇格へ向けての可能性はまだ残っていると思いますが。

そうですね。サツさんも八戸に負けた後、引き分けが続くならどこかで負けてしまっても勝ち点3を奪える試合をすればいいとチームに言っていました。常に勝ち点3を目指せば負けたからと言ってそんなに悲観することはないかなと思いますし、その分、負けた後というのは引き分けでは絶対に許されないですし、勝たないといけません。連勝していた後の引き分けなら負けなかったと、プラスになると思いますけど、負けている時に連敗を止めたのが引き分けであればあまり状況は変わらないので。なので、負けても次の試合で常に勝ち点3を取りに行くというメンタリティがあれば大丈夫だと思います。なので、連敗を止めるという意識よりも負けているときこそ勝ちにいく姿勢が大事かなと思います。

--そういう意味でも、次の鳥取戦を勝ちにいかなければいけないですね。

鳥取は今、調子いいですからね。澤上竜二は点を決めましたし。竜二くんとほぼ毎日連絡取っていますけど、松本に引き分けてからはみんなのモチベーションが上がってきたみたいなので、そういうところに負けてしまうと同じ結果になるので、サッカーをやる上で当たり前のところで負けないようにしたいです。J3はそういうチームが多いですしそこの(気持ちの)面で負けないようにしたいです。