SC相模原

SC相模原

MENU

NEWS DETAIL

06-16-2022

 試合結果 

【6/15ヴァンラーレ八戸戦】試合結果・監督・選手コメント

game_stats-30676.png


《試合結果》

ヴァンラーレ八戸 2-1 SC相模原

【得点】
7'板倉洸(ヴァンラーレ八戸)
25'島田拓海(ヴァンラーレ八戸)
69'加藤拓己(SC相模原)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2022/061214/live/#live/

薩川了洋監督

中2日での試合で、前節からメンバーを変えずにスタートしましたが、入りが少し重かったですし、前半で0-2とされてしまった。しかも最終ラインのミスからの失点ということで、移動や連戦ということを考えてメンバーを変えなければいけなかったなと思います。今回は確実に僕のミスです。

--前半に2失点して、後半に向けてどのような修正点を選手に伝えましたか?

前半、相手がリトリートしてきた時の攻撃では何度か崩せた場面がありました。前半のうちに1-2にしていたら違っていた部分はありますが、慌てずにやろうと選手たちに伝えました。今日の場合、前に圧力をかけてくるチームだったので、一本出し入れをしてそのギャップを狙っていこうという話をしました。縦パスを入れている間に3人目が走るというところで、そのチャンスは数本ありました。リトリートした時に丁寧に丁寧に回して、ギャップをしっかり狙っていく技術がある選手たちだと思ったので、そこはやろうと思っていた。

もう少し早い時間に1点を返していれば違ったゲームになったのかなと思います。でも、八戸さんに前のところでだいぶタメを作られてしまったので、あそこで時間を取られてしまうと相手のディフェンスが上がってくるのも楽になりますし、劣勢になる時間が長くなった。そこが敗因かなと思います。

--この試合で良かった部分、継続していきたい部分は?

自分が監督になって、4試合が終わって2勝2敗ですが、J3あるあると言いますか、自分たちのミスで失点をすることが多い。例えば最終ラインで繋ごうとして、それがミスで失点に繋がる。崩されて点を取られることよりもJ3は自陣のミスが多く、自分たちは実際そこから失点している。良いところというのは難しいですけど、選手たちが一番悔しいと思っている。

最後まで走ってくれたことは感謝していますし、やろうとしていることをやってくれているというのが唯一良いところかなと思います。シーズン途中で監督が変わってもやっていることをコロッと変えることはできないので、少しずつ変えていくしかない。そういった意味では、こちらが言ったことを忠実にやろうとしてくれることはすごく良いことなんじゃないかと思います。

サッカー的に言えば今日は凡ミスも多かったので良くなかったので疲れかな……。でも、それはお互い様なので。結果論ですけど、メンバーを一人も変えずに臨むと決めたのは監督の僕が決めたこと。今回は、走れる選手をスタートから置いて、後半に質のある選手を起用した方が良かったのかもしれないです。今回の敗因は僕ですね。

MF/14 安藤翼

DSC_66880615.jpg

古巣戦ということで、お世話になったヴァンラーレ八戸に成長した姿を見せたいと思っていましたが、八戸の勢いにやられて、2点を先制されてしまった。自分たちも勢いを出したかったですけど、ボールを保持する際のミスが多く、今日の試合は完全にやられたという感じでした。

--中2日という短いスパンのなか、疲労は残っていましたか?

疲労はなくはないですけど、前節勝てた勢いが自分たちにはありました。監督もそういう意味で前節と同じ11人をピックアップしてくれました。選手たちはそれに奮起してなんとかしたかったですけど、相手の勢いに飲まれるという形になってしまいました。

--古巣戦ということで、スタジアムの雰囲気や八戸の空気をどのように感じましたか?

やはり懐かしく、すごく落ち着いた感じで自分は本当に好きでした。1年間お世話になったクラブのホームで試合ができて嬉しかったですけど、自分としてはゴールを決めたかった。それができず残念な気持ちですね。

DF/20 藤原優大

DSC_70080615.jpg

チームとして厳しいスケジュールの中で、この連戦を負けなしで乗り越えようという話をしている最中、後ろのミスで失点してしまった。最終ラインの責任が大きい試合だったなと思います。

--「後ろのミス」とのことでしたが、次節へ向けてどのように修正していきたいと考えていますか?

勝てる試合は増えてきましたけど、無失点の試合が少ない。ボールがないところの守備で気が抜けていたり、集中が切れていると感じる部分を感じている。こういう難しい試合で失点をしてしまうとチームにすごく迷惑をかけてしまうので、短いスパンで試合は来ますけど、自分を見つめ直して集中してやっていきたいです。

--地元・青森県での試合でしたが。

もっともっとできたと思いますし、このプレーではまだ恩を返せてないと思います。自分の中でもっとできたという気持ちが残っているまま試合が終わってしまったので、悔しいというか、もうちょっとやれたという気持ちが大きいです。友達や家族も来ていたので、勝ちたかったというのが素直な気持ちです。

--フィールドプレイヤーでは唯一全試合にフル出場していて、期待されている部分もあると思いますが、ここまでのご自身のプレーを振り返っていかがですか?

昨季と比べて攻撃の部分である程度できるようになってきて、アクセントをつけられていると思いますけど、そこにチャレンジしている分、ミスも出てきている。そのミスが失点に繋がっている部分もありますし、チャレンジする場所というのを考えないといけないと思います。試合には出させてもらっていますけど、いつメンバーが変わるか分からないですし、チーム内にCBは多いので、常に競争しながら試合に出ている責任を持ってもっとやらなければいけないです。


DF/33 蓑田広大

DSC_71590615.jpg

--2点ビハインドのなか、CBの蓑田選手が投入されることになりましたが監督からはどんなことを要求されましたか?

相手が基本的にはカウンター狙いだったので、カウンターをさせないようにと言われてピッチに立ちました。

--合流からまだ日が浅いですが、連係面はいかがでしたか?

自分の色を知ってもらうというのが大事ですし、相模原のサッカーをもっともっと自分が理解していけば自然とチームに溶け込めると思います。

--オフェンス面で意識したことは?

(持井)響太くんと同じタイミングで出る時に、響太くんのランニングに対して合わせると2人で話し合っていたので、そこが得点に繋がって良かったと思います。

--加藤拓己選手へアシストしたシーンを振り返ってください。

長いボールに対して相手が弱いというのは、スカウティングで分かっていました。自分自身はああいうボールが得意で、それが得点に繋がって良かったと思います。

--加藤選手は2試合連続でゴールを決めましたが、同じように新加入選手が活躍している姿は刺激になりますか?

点を取ってくれるのはすごく頼もしいことですね。J1からカテゴリーを下げてプレーしているという意味では、J1でやっていた基準をこのクラブに還元しないといけないと思っているので、ゴリも結果を出していますし、自分自身も結果を出してチームのプラスになれればいいなと思います。

--蓑田選手のストロングポイントは改めて、どんな部分にありますか?

やはりロングフィードの質や最後、守り切る対人の強さは自分のストロングなので、そういうところを見てほしいです。

--湘南ベルマーレから成長を求めて移籍してきたと思いますが、相模原での意気込みをお願いします。

相模原を勝たせることを一番に考えています。相模原がJ2に昇格するために、残りの半年間、自分はそこにすべてを捧げるだけなので、自分がどうなりたいかはその後。J2を目指して自分自身がそこで主力として出ることができれば、自分の評価は後からついてくると思うので、まずはチームを勝たせることにフォーカスしています。もう負けられないですし、中2日ですぐに次の試合は来ます。起きてしまったことは変えられないので、切り替えて頑張っていきたいです。