SC相模原

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03-20-2022

 試合結果 

【3/20いわきFC戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

いわきFC 1-0 SC相模原

【得点】
75' 鈴木翔太(いわきFC)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2022/032007/live/#live/

高木琢也監督


今日、我々は敗戦しましたけども、いわきさんが勝利に値するゲームをされたと思っています。我々は敗れてしまいましたけど、リスペクトとして、Jリーグに昇格してスタートの試合で勝利されたことに関して「おめでとうございます」という気持ちです。

先ほども言いましたけども、勝利に値するプレーをされえたことが勝利に結びつけられたと思います。一方、我々はなかなか手も足も出せなかったというふうに思います。逆に、遠くにまで足を運んでくださったサガミスタの皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。同時に、応援してくださったことも感謝しています。そこに報えなかったゲームでした。

試合後、選手に言ったのは2つです。一つは、この一週間、この試合に向けて取り組んできたトレーニングプランが間違っていたので申し訳なかったということ。それは、風やピッチと、いわきさんのサッカースタイルに対してのトレーニングがミスマッチだったということ。

もう一つは、選手は頑張ってくれたと思いますけど、頑張りのところでのパワーが足りなかったんじゃないかということを話しました。ただ、2戦目でいろんな“膿”が出たということで、次からこういうゲームにならないように。また、選手たちがもっとプレーしやすい状況を作りたいなと思いました。

--「ミスマッチだった」ということでしたが、いわきFCの戦いをどのように分析して、どう戦おうと準備していましたか?

一番大きなミスマッチだったのは、このスタジアムの雰囲気と、あまり声を大にして言いたくはないですが、ピッチ条件が良くなかったということ。ですがそれは相手方にも言えるので、そういう意味では自分たちの土壌ではなく、相手の土壌でプレーしてしまった。このコンディションを考えたトレーニングというのはなかなか難しいですが、うまく合わせてトレーニングを構築できればよかったと思いますけど、トレーニングで想定していたことと180度くらい差がありました。

--いわきFCが縦に速いサッカーをして、フィジカルが強い特徴のあることは事前に分かっていたと思います。それに対していなすのではなく、真っ向勝負を挑んだのはチームとして狙っていたプランだったのでしょうか?

いえ、それは狙っていません。やはり(前へ)出てくるのであれば、それはかわしていきたかったですけど、真っ向勝負をしてしまったことは選手たちのメンタリティに大きく影響していると思います。話を聞かれたらわかると思いますけど、怖がったというところがこういうゲームになってしまった。それとプラスアルファで言うと、自分たちのスタイルとしては後方からつないでいくというのがありますけど、ピッチコンディションが影響してしまった。ですがそれは言い訳ですよね。それ以上はないです。

--試合途中、浮田健誠選手と松橋優安選手のポジションを入れ替えた狙いと、その評価を教えてください。

優安がエッジに立っている時にほとんどボールが来ないし、外に立つことで中が薄くなりすぎてしまって、特に前半は左サイドに穴がある感覚があった。なので、基本的には内側に入れ、優安を上手く生かしたかった。でも、こういうゲームはうまくいくものは一つもないですね。


FW/9 浮田健誠

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--今日、シーズン初黒星を喫してしまいましたが何がうまくいきませんでしたか?

いわきFCさんはパワーがあるチームと分かっていた中で、やりたいことを大切にしながら相手のコートでサッカーをする時間が短く、奪ったボールをうまく処理できず、苦しい時間が続いてしまったなと思います。

--星キョーワン選手とのマッチアップが多かったと思いますが、星選手の高さや勢いに押されている印象がありましたが。

元々、フィジカル、空中戦が強いのというのは分かっていたので、自由にやらせないプレーや自分のふところのスペースを作ったりの駆け引きをしましたが、パワーを発揮させてしまったシーンもありました。そういった部分を改善しなければいけないと思います。

--松橋選手とポジションが入れ替わって、浮田選手はサイドでどんなプレーができましたか?

優安のスプリントをセンターで生かしすのと自分がファーサイドで起点を作る狙いがありました。その中で何度かゴール前まで迫れるシーンがあって、そこは狙いがハマったと思います。

--後半の立ち上がりにカットインから打ったシュートがバーを叩く場面がありましたがあのシーンを振り返ってください。

練習でもサイドから中に切り込んでいくトレーニングがあって、そういうシーンが全員で意思疎通ができていました。結果的に自分がシュートを打つことができましたけど、(藤本)淳吾さんのところで引っ張って、優安が出したらもう一度相手を引きつけてくれたりと、トレーニングでやってきた形が出て、自分が決めるだけだったなと思います。

--前節に続いて今日も決定的なシーンを決め切ることができなかったことについては?

0-1で負けているというのは、自分たちが前半にもあったチャンスを後半に決めていれば、なんの問題もありませんでした。でも、入らないからといってシュートを打つのをやめるわけにはいかないので、とにかく改善していくのみだと思います。

--自分たちのサッカーではなく、いわきと同じスタイルでぶつかり合ってしまった要因はどこにありますか?

風もあって、立ち上がりはリスクを負わずダイナミックに裏を狙っていこうという狙うがあったのですが、そこの区切りがなかなかつかずにずるずるいってしまったのかなと思います。でもそこでこの戦いをするにはもっともっと体を張らなければいけなかったと思います。

--次節のテゲバジャーロ宮崎戦へ向けて。

力のあるチームだと思いますけど、ホームでは絶対に負けたくありません。FW陣がゴールを奪ってDF陣を楽にさせてあがて、またサポーターの皆さんと喜べるようにしっかりといい準備をしたいと思います。


DF/20 藤原優大

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--0-1での敗戦になりましたが試合を振り返ってください。

完璧に相手のやりたいことをされてしまい、そのサッカーに付き合ってしまったというのと、自分たちのやりたいサッカーの徹底度に負けてしまったなと思っています。

--前半から縦に速く、裏のスペースを狙われるシーンが多かったと思いますが対応はできていましたか?

ロングボールを多用してくるというのはスカウティングの中で想定はしていましたし、準備していましたけど、その想像を超える量と質でした。ただそこでやられていないので、準備してきた成果は出たと思いますけど、それに苦しめられた部分も多かったと思います。

--それに対して藤原選手個人としてはどのくらい対応できましたか?

背後のスペースに落とされるボールと相手と競り合うボールが多かったと思います。相手に勢いがあって、走り込んできたときの対処が良くなかったというのとそこでの相手の圧力がすごかったなと思います。

--失点シーンを振り返ってください。

あの1失点というのは勝負の分かれ目だったと感じます。ゴール前でボールに寄せきれなかったチームの反省と、自分がコーチングをして動かせたのではという後悔があります。

--内容的には一進一退だったと思いますがどこで勝敗を分けたと感じていますか?

試合全体で見て、自分たちがシーズン前からやってきたことを全く出せなかったですし、相手と同じことをしてしまった。相手と違うことの練習を毎日してきたにもかからず、相手と同じサッカーをしてしまったと思います。

--今日の試合、自分たちの土俵に持ち込むにはどんなことが必要でしたか?

単純に、もう少しボールを保持して動かすことができたと思います。メンタル的な問題で、やろうと思えばできたと思いますけど、そこでその選択ができなかった自分にも責任があると思いますし、チームとしてもそれを選択せずに試合を運んでしまったことだと思います。個人的にも後悔しています。