SC相模原

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11-14-2021

 試合結果 

【11/14ファジアーノ岡山戦】試合結果・監督・選手コメント

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《試合結果》

SC相模原 2-3 ファジアーノ岡山

【得点】
4'松橋優安(SC相模原)
13'石毛秀樹(ファジアーノ岡山)
50'安藤翼(SC相模原)
67'イヨンジェ(ファジアーノ岡山)
79'上門知樹(ファジアーノ岡山)

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j2/2021/111404/live/#live/

高木琢也監督

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--試合を振り返って。

2度のリードがあったので当然勝つチャンスはありましたけど、非常に残念なゲームになりました。ただ、ピッチ内やそれから飲水タイムやハーフタイムでの選手たちの活発な意見交換というのが非常にあった中で、それ以降のプレーで改善や絡みができたというところもありましたし、そういうところも含めてもったいないゲームになったなと思います。ただし我々が置かれている立場からすれば、もったいないゲームでは済まされない。残り3試合となりましたけど、最低限3連勝を目標に持ちながら今日の反省は反省として、次に生かせるようにやっていかなければいけないと思います。

--早い時間に先制できたことも含め、アグレッシブで良い入りができていたと思いました。守備の硬い岡山から2点を取れた要因はどこにありますか?

入りなので、相手もある程度準備ができていなかったことが我々が先手を取れた要因になったのかなと思います。ただ、1点目も2点目もできるだけ(深い位置まで)えぐっていくことはやれていたと思います。その辺のプレーの質は良かったと思います。ちょっとした相手のミスも含めて突いていかないといけないですし、その辺が良かったなと。

--相手はブロックを作って守ってくるような形のディフェンスでした。そこに対してウイングバックの選手も含め、高い位置を取ってディフェンスラインからボールを入れていく狙いが見えました。この辺りで準備してきたことは出せたと監督は感じていますか?

何度かそのシーンは作れたかなと思いますけど、全体としてはそこまで上手くできなかったと思います。一つは、ボールをディフェンスラインで動かしている時に、もう少し前線の選手の背後の飛び出し等を入れながら、相手を少し動かすという作業が最終ラインのところでできれば突破口を開けたのではと思います。ただサイドにポイントを少し作れた時には、それも最後までは繋がりませんでしたけども(松橋)優安やシャドーのところにボールが入る傾向にあったと思います。その辺も含めて選手たちは話し合いもしながらよくやっていたと思います。

--同スコアで迎えたハーフタイムで清原翔平選手を下げて安藤翼選手に代えました。早めの時間帯に先手を取るような交代カードを使いましたがそこに込めた意図を教えてください。

同点の状態でしたし、翼も非常に調子が良かったので、出場時間が長い方がより良いなと思ったからです。今回の控えに関しては、ある程度個の部分を持っている選手がいましたので、早めに(交代枠を)使いながら得点を得て、守り切ることは考えていませんでした。結果、少し早い時間帯にゴールを取って、守るような形になりすぎたことが少しもったいなかったと思います。

--逆転負けでの敗戦になりましたが選手たちにはどんな声をかけ、残り3試合に向けてはどのようなスタンスで臨んでいきたいですか?

3試合ですので、なにか大きく変化をもたらすことは難しいです。とにかく、今日できたことは継続してやってほしいです。ですが3失点のうち2失点はリスタート絡みのものがありましたし、サイドからのボールもポジショニングがしっかり取れていればそんなにやられることがなかったと思いました。そういう反省点を含めて、3連勝するしかないという話をしました。

DF/31 木村誠二

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--結果的には勝ち点を得ることができませんでしたが、試合を振り返ってください。

今日の敗因はまず僕だろうというのがあります。先週のブラウブリッツ秋田戦も僕のクリアミスから失点で、今日もクリアミスからの失点。迷惑をかけている状態なので、今はそれしか頭にないです。

--チームとしては2点リードすることができましたがどの要因を木村選手はどのように感じていますか?

全員が「点を取りたい」、「勝ちたい」とゴールに向かった結果だと思います。
--ディフェンスラインでボールを持って相手のブロックの中でパスを当てていく場面を狙っていたように見えました。その辺りの手応えはどう感じていますか?

僕個人としては、持ち上がったときに斜めのパスを入れられたタイミングもありましたけど、そこでつけられなかったのでもうちょっと良い形で攻撃になにかしら繋げられたんじゃないかと思います。セカンドボールを拾って、前の選手がそこで良いコンビネーションをするというプレーに後ろはあまり関与できないので、そこに関しては前の選手が練習からやっていることを上手く出してやってくれたという感じです。

--2失点目と3失点目はサイドから出されたボールやセカンドボールの反応のところで上手くクリアしきれなかったのではないかと思います。

2失点目に関してはまだ試合の映像を振り返れてないのでちゃんと見ないと分からないですけど、僕の感覚ではゴチャゴチャしている中で内側に相手選手が運んできて、自分が前に押し出してという状態になった中で、後ろにボールがこぼれた時に、自分の後ろに別の相手選手がいて、それがオフサイドでもない。というので結果的に相手のところにボールが転がっていって、それをそのまま決められたという感じでした。

1つ目でちゃんと潰しきるとか、中に入らせるタイミングで全員がボールに寄ってシュートコースを塞いだりする。2つ目の反応のところでも、こぼれ球が絶対に自分のところに来るとは限らないですし、どこに来ても自分が触れるような準備を全員がする必要があったと思います。

--3失点目に関しては、木村選手がクリアした方向が悪かったのかもしれませんが、チームとして跳ね返しきれなかったという捉え方もできそうですが。

いえ、そこに関しては僕のせいです。そこに関しては他の選手に責める原因はないですし、そこでCKになるとしても僕が外に弾いたほうが良かったですし、あそこで中途半端にクリアしたのが一番の原因だと思っています。そこは僕がしっかり弾けるようにしなければいけないので、あそこの場面は僕個人の問題だと思います。

--次節は愛媛FC、その次が松本山雅FCとの直接対決と負けられない試合が続きます。残り3試合へ向けた心境を教えてください。

残留に向けて、3つ全部勝つことがマストだと思っています。今回は負けてしまいましたが複数得点だったりと、良かったところは評価しつつダメなところは改善して、みんなで3連勝目指して頑張っていけたらと思います。

--先ほど自分が今日の敗因とも話していた中で、3連勝するために守備の要である自分自身、どんなプレーをしていきたいと考えていますか?

この前の秋田戦の敗戦もありますし今回の敗戦もあるので、ここから自分がどう試合に関わっていけるかというのは分からないですけど、出された場合にはディフェンスラインの統率をしていきたいです。失点は絶対にできないので、ちょっと繋げそうかなというところでもはっきりクリアしたりと、今までよりも失点をゼロにするための徹底した守りをやっていかなければいけないと思います。

MF/39 松橋優安

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--2度リードしながらも逆転負けという結果に終わってしまいましたが、試合後のロッカールームではどんな言葉が選手間で発せられていましたか?

みんな悔しがって下を向いてしまっていましたけど、その中でキャプテンマークを巻いていたクリスくん(夛田凌輔)だったりが「やるしかないぞ!」と前向きな言葉をかけてくれました。若い選手が多い中で、そういう選手の言葉は響きますし、「やるしかないな」という気持ちになりました。

--立ち上がりの4分に決めた先制点のシーンを振り返ってください。

決めた時はどういうシーンか覚えていなくて、映像を見返してから思い出したのですが(チームとして)「前から奪いにいこう」という話で、プレスをかけにいってちょうどボールが転がってきてまず自分が起点になることができました。ここ最近、良いシーンまで行けてますが結果的にゴールを決めることができていなかったので、決めれたことはとりあえずよかったとは思います。ですがそれが勝利に繋がらなかったことがなにより悔しいです。

--3人の関係性で崩していくと高木監督からも言われていたと思います。平松宗選手との関係性からゴール前に入っていくというのはチームとして狙っていたことができたシーンだったのでしょうか。

そうですね。宗くんが空いてるのが見えたので、そこにワンタッチで入れられたことが良かったと思います。相手は守備の強度が高いということで、ワンタッチなら入れられると思っていましたし、そこは狙い通りでした。

--ウイングバックが高い位置で張って、松橋選手や清原選手が中に入って、ディフェンスラインから縦パスを受けるというのを狙いたかったのだと思いますが、なかなか良い攻撃の形が作れない時間が長かったように見えましたが。

僕とキヨさんのところには相手のボランチがついてきていたので、もう少しはっきり落ちたり、もっと背後を狙いにいって、スペースを空けて宗くんのコースを作ったりとか、もう少し早い段階でそこに気づけていればもう少し中に縦パスが入ったのかなと思います。

--後半になって高い位置からのプレッシングが起点になって2点目が決まりました。

あのゾーンに入ったら仕掛けることは意識していました。チームとしてCKが取れていなかったですし、若干翼くんも見えたのですがCKを狙にいった結果、仕掛ける意識がああやって得点に繋がったのだと思います。

--ですが結果的には3失点をして逆転負けを喫してしまいました。この結果はチームとしてどのように振り返りますか?

もったいない失点もあったので、そこは来週から修正していきたいです。やはり練習での意識の高さが出ると思うので、練習からみんなで突き詰めていって、厳しさが足りない人がいたらみんなで声を掛け合って、どんどん高め合っていく。自分たちに残されている道は勝つことだけ。自分は(最終説は所属元との対戦なので)残り2試合ですけど、自分の持っている力をすべて相模原のために出したいと思います。

--残りの2試合は同じく降格圏に沈んでいる愛媛、松本との直接対決になります。

絶対に負けられない試合だと思っています。でも、サッカーを楽しむ気持ちというのは忘れてはいけないですし、この逆境を絶対に跳ね返して、最後はみんなで笑って残留できるように必ず勝利をもぎとります。