SC相模原

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10-29-2021

 練習情報 

練習レポート( 川上竜選手、木村誠二選手)

MF/15 川上竜

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--次節は古巣との直接対決になりますがいつもと気持ちに違いはありますか?

いえ、いつも通りですね。

--お互い、残留の懸かった直接対決にもなります。

どちらかと言えばそっちの方に意識はありますね。どこが相手でも大事な1試合というのは変わらないですけど、より大事になるかなと。この前の試合もそうですけど、順位が近い相手に勝つのか負けるのかでこれからが大きく変わってくると思います。この前は結果的に嫌な終わり方で、もったいないゲームになりましたけど、みんな引きずることなくいい雰囲気でトレーニングをやれてるので、次の試合に向けて良い意識で向かっていると思います。

--前節難しくなってしまった要因は?

押し込まれる時間が長かったので、イコール内容が悪いと思われても仕方がないと思います。ただ、相手は毎回変わりますし、この前は相手の特徴に合わせた守備の対応をしていました。ボールを持たれていてもそんなに怖くなかったですし、あれで守れていれば良かったと思いますけど、結果として最後、チームとして隙を見せてしまったので、「そんな簡単じゃないよ」ということを思い知らされました。

攻撃では、攻める時間は少なかったですが、その中でも狙い通りのコンビネーションで相手の背後を取れたり、いいシーンは結構あったのでそこは続けていく。そういった回数を増やせればいいかなと思います。

--ギラヴァンツ北九州の印象と対策は?

次の相手に関しては引き過ぎてしまうと良くないと思います。セットしたところから前に行く守備をしていかないといけないですけど、タイミングがズレてしまうとどんどん剥がされる技術があるので、コンパクトにしながら、自分たちの背後のスペースはそんなに怖がり過ぎなくてもいいかなと思います。なので、なるべく高い位置で奪うことができればカウンターでいいチャンスができると思うのでそういう回数を増やすこと。あとは、高木監督もよく言いますが、攻撃に特徴があるチームに対して守備の時間を長くさせることが大きなポイントになるかなと思っています。

そのための細かい戦術はありますけど、いつも自分たちがやっていることとそんなに大きく変える必要はないかなと思います。ただ、前節の反省点で言うと、リードした後に自分たちがもっとボールを持つ時間を作らなければいけなかった。そういった意味でも次はバランスは大事ですけど、攻撃の時間を増やせるようにやっていきたいと思います。


DF/31 木村誠二

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--前節は終盤に追いつかれての引き分けでした。

攻め込まれる時間が長かった中で、最後の最後に失点はありましたけど、耐えていたということはすごくいいことだったと思います。でも、奪った後にすぐボールを失うことが多かったので、そうすなると攻撃の時間は増やせないですし、守備の時間ばかり増えてまたさらにキツい時間帯が増えてしまう。奪った後のクオリティというのを上げていかないと、ここから先もっと厳しくなってくるだろうなと思いました。

--失点したシーンはシュートのこぼれ球が不運にも相手のところへこぼれたことも原因だったと思いますが。

いつも高木さんに「点を取るのはスペースじゃなくて人だ」とよく言われますが、本当にその通りで、あの時もクロスがヤスくん(川﨑裕大)に当たってボールの向きが変わったのとか、あれも人を見てついていけば相手に先に触られたとしてもシュートを打たれなかったかもしれない。ポストに当たった跳ね返りのボールだって、相手はワントラップからシュートまで早かったですけど、振り返って、ボールが跳ね返ってから寄せるじゃなくて、相手がそこにいるとなったら先にそっちに行ってれば触られることはなかった。最後の点を取る可能性がある相手のところにしっかりつけていなかったことが原因の一つだと思います。

--今は3CBの真ん中でプレーすることが多いですがどんなことを求められていますか?

ディフェンスラインの統率と、あとは全体への声かけですね。守備の起点は前目の選手ですけど、そこについていかせるのは自分の役目。真ん中にいるので、ある程度左右に自由に動けるので、横の選手が裏を取られてしまったときのカバーというのは準備しています。メンバーが入れ替わって、多少難しくなったとしても、最後やらせないというのだけは変わらないと思っています。うまく声をかけながら周りの選手と自分の弱点を補いながらできればなと思います。

--相模原に来て、コンスタントに出場機会を得て自分自身変化は感じていますか?

京都で半年間試合に出れなくて、相模原に来て10試合以上試合に出ましたが、試合にずっと出続ける中で、運んだ時の相手との距離感とか、どこまで行けるとか、スピードはここまでしか上げてはいけないとか、足の速い選手への対応とか、体の強い相手への対応とか、いろいろな選手と対峙するので、自分の中に経験値として溜まっていくものはあります。かなり成長させてもらっているなと思います。