《試合結果》
SC相模原 1-2 京都サンガF.C.
【得点】
36'ピーター ウタカ(京都サンガF.C.)
68'ピーター ウタカ(京都サンガF.C.)
75'ユーリ(SC相模原)
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j2/2021/101005/live/#live/
高木琢也監督
--試合を振り返って。
想定していた流れになったということは、非常に残念だなと思います。具体的に言えば、かなり高い位置からプレッシャーをかけられながらも、自分たちの姿を出していこうとは伝えていましたし、トレーニングに関してもやってきましたけど、今日はほぼ何もできなかった。ただし、少し戦い方を変えた中での選手たちは、ゴールを取るための意欲を見せながら、よくチャレンジしてくれたと思います。
--前節の水戸ホーリーホックよりも球際の強い京都サンガF.C.と戦うにあたり、先発も多少入れ替えてきましたがどんな対策をして臨みましたか?
基本的には、相手の背後を取ることが大きなポイントでした。そこにあたっては、サイドを変えたり、普段やっている自分たちの姿の中で背後を取ろうとしました。ですが中々うまくやらせてもらえず非常に残念でした。
--FWの澤上竜二選手を左サイドに配置していましたが、その起用の狙いは?
彼の本職は前線で、点を取るということは、彼に一番やってほしいことでした。それ以外で言えば、ワイドのポジションでありながらFW的なことと、左からのクロスや、内側に差し込むボールを含めて彼には要求しました。ですがそんなに簡単にはいかないなと。ただ最後までよくやってくれたと思います。
--久しぶりの出場になった三浦基瑛選手、鎌田次郎選手の評価は?
2人ともアクシデントでの交代で、難しさはあったと思いますけど、うまく入れたんじゃないかなと思います。
--1-2というスコアで敗れてしまいましたが、次節のモンテディオ山形へ向けての意気込みを。
月並みですけど、この敗戦がプラス3になることはありませんし、とにかく切り替えて、やるのみだと思います。
FW/9 ユーリ
--ユーリ選手のゴールもありましたが、チームは敗れてしまいました。試合を終えての感想は?
まずは神様に、自分がゴールできたことを感謝したいと思います。ずっとゴールできず、チームの力になれていませんでしたが、今日はチームのためにゴールができて、そのことに関しては率直に嬉しいです。ですが結果がついてこず、すごく残念な気持ちでいます。
チームとして、同点ゴールを決めるチャンスはありました。チャンスが来た中で、しっかり決め切らなければいけない。もし同点にできていれば、違った試合になっていたかもしれません。次、チャンスが来た時はチームとしてチャンスを生かしていくことが必要だと思いますが、タラレバを言っても仕方がないので、次の試合を見据えて準備していきたいです。
--川上竜選手のCKからでしたが、ゴールシーンを振り返ってください。
ニアへのボールで、自分たちが思い描いていたとおりの良いボールが飛んできました。自分自身も良いポジショニングが取れましたし、マークを振り切ることができた。良いゴールができたかなと思います。
--リーグ戦では4月18日以来のゴールでした。前節も決定機を外してしまう場面があり、ゴールが決まらない間、背番号9としてどんな気持ちでいましたか?
やはりゴールというものが、9番に課せられている仕事だと思っています。たくさんの時間プレーができていないので、難しい部分もありますが、決められた時間の中で、自分に与えられた「ゴールを決める」という仕事を意識してやってきました。なかなかゴールできない中でも、練習からゴールを意識してやってきました。それを続けてきたことで、今日結果が出たと思う。これからもトレーニングからしっかりと続けていきたいです。
--カウンターのシーンで、夛田凌輔選手から安藤翼選手へボールがつながった決定機がありました。ユーリ選手はその時、相手のディフェンダーをブロックして安藤選手がシュートしやすいようにしていたと思いますが、その時の場面を振り返ってください。
すごくスピーディーなカウンターでしたが、その中で自分自身、うまくポジショニングを取れていました。相手の選手をブロックすることで、安藤選手がシュートを打つまでの時間がさらに増えたと思う。安藤選手はいつもトレーニングの後によくシュート練習をして、すごく努力していますが、生かしきれず残念だったなと思います。ただ、日々努力しているので、次は必ず決めてくれるはずです。続けてトレーニングしていくことで、必ず結果が出てくると思う。彼のように、チームのために献身的に努力していれば、必ず結果が出ると思うので次に繋げていってほしいです。
--残り9試合への意気込みをお願いします。
トレーニングからしっかりと努力して、自分自身の全力を出して、チームの勝ちに繋げたいと思います。残り9試合あるので、毎試合ゴールできるように、9ゴールを目指してやっていきたい。監督と共に残り9試合を全力で戦っていく気でいます。簡単ではないことはわかっていますが、1試合1試合、決勝戦を戦うような気持ちで、勝ちを目指して、年末はみんなで一緒に笑えるように頑張っていきたいです。
GK/16 三浦基瑛
--急遽の出場になりましたが、ファーストプレーではどんなことを意識して試合の入りましたか?
交代して焦ることがありましたが、まずはGKコーチと話して、頭の中をシンプルにして「自分ができることをしっかりやろう」と良い入りができたと思います。
--後半の68分にクロスからの失点もありましたが、自身の評価は?
途中で出場して、自分なりにできたことはありました。後ろからチームの勢いを加速させるようなプレーだったり、声かけが大事だと思いました。途中出場は初めてでしたが、フィールドだけでなく、GKもいつ出てもいいように準備しなければいけないなと改めて感じました。