MF 8/高山薫
--前節、後半70分からと短い出場時間ではありましたが相模原デビューを果たしましたが試合はいかがでしたか?
正直、風がめちゃくちゃ強くて難しい展開でしたけど、チャンスになりそうなシーンもあったので飛び越えていったりはしました。攻撃のところでもう少し絡みたかったですけどチームとして守備のほころびもなかったので「良かった」とは思わないですけど、悪くもなかったなという感じです。
--J2でのプレーは久しぶりだったと思いますがピッチに立った感想はいかがでしょう。
あまりそういうのは意識しないでプレーしていたので「J2でやってるな」とか、そういうのは全然なかった。どちらかと言えば相手の黒﨑(隼人)とか菊池大介とか、一緒のチームにいた選手が試合に出ていたのが個人的には嬉しかったですね。
--高山選手はJ2で81試合戦った経験もありますがJ2で勝っていくにはどんなことが必要になっていきますか?
最後にJ2でプレーした2017年は右ひざの前十字靭帯を損傷してしまったのであまり試合に出ていなくて、曺(貴裁)さんが監督になって初めてJ1に昇格した時が一番J2で戦っていたシーズンだったと思いますけど、J2で勝つことはすごく難しいと思います。相模原は今この位置にいますけど、勝ち点が近いチームもたくさんいる。下位のチームがなかなか勝てていないタイミングで勝つことができると、一気に状況は変わってくると思います。ですがこの前のJ1もそうですがなぜか下位のチームが勝つ時は他の下位のチームも一緒に勝つことがある。なので大事なところでいかに勝ち点を拾えるか。そこで差が開いてくると思います。
--相模原に入団して1カ月が経ちましたがチームでのフィット感はどれほど感じていますか?
まだまだ合わせなければいけないところはありますけど、人には慣れましたしあとはサッカーをもっと詰めていくだけ。これから良くなっていくと思いますし大丈夫だと思います。
--次節のヴァンフォーレ甲府戦へ向けてはいかがですか?
甲府もいい選手が揃っていますけど、絶対に勝てない相手ではないですし相模原にもいい選手はたくさんいます。いいサッカーをすれば勝てると思っているので、チャンスがあれば自分もしっかりと貢献したいと思います。
--高山選手の後にも新加入の選手が多く入ってきましたがチームとしてのまとまりはどれくらいできていますか?
夏にこれだけたくさんの選手が入ってくるという状況自体が自分自身、初めてなのでわからないですけど、元々いた自分と一緒のポジション選手は「ライバルが来たな」と思うだろうし、そこは負けてはいけない。そういう意味では仲間だけどライバル。どのポジションにもライバルがたくさん増えたと思うので競争が絶対にある。それがポジティブな方向に向かえばいいと思いますし、そうなっていかなければいけないと思います。
DF 35/藤原優大
--相模原でここまで4試合に出場しましたが連係面などはいかがですか?
完璧というわけではないですけど、こっちに来て1カ月とちょっとが経って、回数を踏めば踏むほど一つひとつ合ってきている感じがありますしパス一本にしても自分のことを理解してくれているなと感じます。逆に自分も両隣の選手とか、近くの選手、FWの選手のことを理解して連係を取っていきたい。どんどん良くなっているなとは実感しています。
--かなり高い位置までプレスをかけにいくシーンも見られましたがどういったことを意識していますか?
自分が今求められていることは攻撃の面。ディフェンスの選手ですがそこから攻撃のアクセントを加えるためにチャレンジすることを監督から求められています。自分は高校の時、ボランチやシャドーもやっていたので、前の方でプレーすることは後ろの選手の割にはできる方だと思っています。やはり守ることもしなければダメですけど、駆け上がる時は駆け上がっていくための運動量というのは求められていると思う。経験だと思ってやっていますし、そこでチャレンジしたら結果も出てくると思って前に向きに取り組んでいます。
--チームは今ゴールをなかなか決めきれない試合が続いていますがディフェンスの藤原選手もそこに歯痒さを感じている?
そうですね。前まではフィニッシュまでどういくかが課題でしたけど、でも前節は決定機がなかったわけではなかったフィニッシュまでにはいけているのでそこでは課題を一つクリアしたと思っています。課題をクリアするまでの過程でも勝ち点を積めているのでネガティブには考えていないです。今はフィニッシュをいかに決めるか。ディフェンスの面でいかに高い位置でボールを奪うかが課題ですけど、チームとして前進しているのでもっともっと勝ちを積み重ねていけると思います。
--ただ前節は無失点で抑え勝ち点1を獲得しました。そこでの手応えはいかがですか?
ゼロで終えることが自分の一番の使命だと思いますし、求められている攻撃よりもまずは後ろの選手として身体を張って守ることが大事。それプラス攻撃でも仕事ができれば(選手として)さらに上に行けると思っています。
--改めてJ2を戦ってみていかがですか?
この前でしたら豊田(陽平)選手だったり、日本代表で活躍していた選手と一緒にやれることはすごく刺激になっていますし、まだまだだなとも感じています。でも試合に出て初めてそういうことを感じられる。ここに来て試合に出させてもらって、試合の中でも成長を感じますしまだまだ成長できると思っています。