SC相模原

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07-01-2021

 練習情報 

練習レポート(川上竜選手、藤原優大選手)

MF15/川上竜

--ギラヴァンツ北九州戦へ向けて。

あまり感情に左右されるタイプではないのですが、この前、天皇杯で対戦した時も試合中とか試合が終わった後に楽しさや「楽しかったな」とすごく感じました。みんなに会えるのは楽しみですし、プレーとしてはチームで取り組んでいることを全員で発揮できるように。そこは相手がどこであろうと変わらないので今(練習から)やっていることを積極的にトライしていきたいです。

--引き分けでしたがチームとしては長く続いた連敗が前節でストップしました。

前半戦に失点が続いていましたけどこの前はゼロで帰ってくることができたので少しは改善できたかなと思います。これからやらなくちゃいけないことは前半でリードして帰ってくること。とは言ってもこの前も先制されているので、やはり先制点を取れるように、そしてどの試合でもそうですが勝ち点3を取れるようにしたい。少しずつ前進できるようチームとしてフォーカスしていきたいです。

--川上選手としてもミドルシュートを決めたいところでは?

なんとか決めたいですし、恩返し弾をできるように頑張ります。ボランチでミドルを決められたらもっと(選手としての)価値も上がると思いますし、ずっと意識しています。

--シーズンの前半戦は連敗が続いていましたが前半戦最後の試合になる北九州戦は勝って締めくくりたいところですよね。

そうですね。北九州も順位がそんなに離れているわけではない。順位が近いチームとの対決で勝つか負けるかというのは大きく違う。愛媛FCやレノファ山口、松本山雅FCと順位が近い相手との試合を落としているので、残留するには順位があまり離れていないチームに勝つことが大事だと思います。


DF35/藤原優大

--相模原での初日が19歳の誕生日で、選手たちからも歓迎されている様子が伝わりましたが改めてチームでの雰囲気は?

単純にサッカーを楽しめていますし、浦和レッズとは違った空気感で、やるときはやるし、オフの部分では初日みたいなこともあって、すごくメリハリがあってチームとしていい雰囲気かなと思います。

--相模原へどんなことを求めて移籍してきましたか?

人としてもそうですしサッカー選手として一回り二回り大きくなって浦和レッズに帰ることが一番の目標です。試合での経験を積んで帰れなければ意味がないですし、ここで出られると保証されているわけでもない。まずは相模原での出場機会をしっかりと確保するために自分のストロングを出して、逆に足りないものを補って競争に勝って試合に出たいと思います。

--空中戦が強い印象ですが自分の持ち味は?

ヘディングだったりロングフィードも武器ですし、見てもらいたいところですが相模原に来て成長したところをレッズのサポーターもそうですけど、SC相模原のサポーターにも見てもらいたいです。今、チームは厳しい状況ですけど、最終的にチームが残留していればファン・サポーターの方は認めてくれると思う。個人的にも、最初に出た試合と比べて最後に出た試合の方が格段に成長していればここに来た意味を示せると思います。

--高卒から浦和で半年間過ごしましたがそこで学んだことは?

まず、青森山田ではサッカーの大枠の部分である戦うこと、身体を張って守るといった選手としてなくてはならないことを徹底的に取り組んだことが自分に染み付いていると思っています。レッズではそのベースの中にある細かい戦術の部分やポジショニングといったサッカーのもっと深い部分だったりを学びました。全てを身につけてここに来たわけではないですがある程度自分で理解して、槙野(智章)選手や岩波(拓也)選手のプレーを見ながら「こういう選択肢もあるのか」とそこでも学べるものがありましたし、CBとしての成長に繋がりました。

--「高卒1年目だから試合に出られなくて仕方がない」という考えはなかった?

もちろんそれはなかったですし、やはり試合に出るために頑張らなければいけないと思ってやっていましたけど、どんどん試合に絡める回数も少なくなっていって、練習の中で周りの選手とのレベルの差を痛感して、「試合に出られなくて当然だな」というのは自分でも十分理解している。こういう世界で生きていくためには、どうすればいいかというのを考えてこの移籍も選んだので踏ん張って頑張るしかないなと思います。

--藤原選手はいわゆる“パリ世代”ですが自分が考えている目標は?

もちろんW杯にも出たいと思いますし、パリ五輪もピッタリではないですが狙える年齢にいる。W杯や五輪は考えてないわけではないですけど、それよりもまずはこのSC相模原で個人としても成長して、チームを勝たせられるようになりたいです。ここで全力でプレーして浦和レッズに戻って、レッズをより大きなチームにしたいなと思っていますし、それが一番の目標ですね。