MF/6 稲本潤一
--高木琢也監督が就任して稲本選手は2試合に出場しましたがプレーしてみての感触はいかがですか。
以前は構えて守ることが多かったですが今は足元でしっかり繋いでいき前からプレッシャーをかけていこうとしている。ボールの繋ぎ方でも高木さんがやりたいことを今やっていて、そこは前と要求されているところが違いますね。
--公式戦3試合を戦って1勝2敗、ゴール数は1得点という結果ですが手応えはいかがでしょう。
まだ就任してから2週間しか経ってない。1勝しかできていないという結果は悲観しないでやっていきたい。やりたいことの手応えは少しずつできていると思います。点を取る形に関しては(監督が)練習でやろうとしていますがそれがまだ結果に繋がっていないだけ。高木さんが来る前からそんなにゴールは決められていませんでしたし、そんなに簡単なことではないと思いますけど、やろうとしていることをみんなが理解しはじめたら面白いことが起こるだろうと思います。
--チームは今、最下位を抜けきれない状況ですが稲本選手はチームにどんなことを発信していますか?
やり続けるしかないと思いますし、毎週毎週試合は来る。まだ全然、上を狙えるくらいの試合数はありますし、やり続ける姿勢やモチベーションを高く保ち続けることがすごく重要だと思う。練習の雰囲気やモチベーションを上げていけるようなことをしていきたいです。
--次節は東京ヴェルディとの試合になります。
ヴェルディはボールをしっかり後ろから繋いでくる攻撃的なチームだと思います。そこで受けるのではなく僕たちも積極的な守備で前からハメていきたい。まずは守備から入ることになると思いますけど、引いて守らず自分たちから仕掛けてボールを奪っていくというサッカーができれば勝てるチャンスは十分あるかなと思います。
FW/26 兒玉澪王斗
--SC相模原での練習を終えての感想は?
みんなとても明るく喋りかけてくれたので、接しやすく楽しくサッカーに打ち込めました。
--兒玉選手は鹿児島県出身ですが九州を出るのは初めてですか?
初めてです。慣れない部分もありますけど、住む環境は心配なく、生活してみたら変わらないかなと思います。
--相模原へ移籍を決めた理由は?
やはりサッカー選手というのは、試合に出てナンボな世界。結果を残さなければいけない中で試合に出られずウズウズしているのだったら出られる環境に行こうと思ったので。ただ(J2の相模原がレベルが)低いとかではなくて、挑戦という意味で移籍を決めました。
--確かに移籍したからといって試合に出られると決まったわけではないですね。
はい。でも、環境を変えることは悪いことではないのでそこで挑戦を決めた感じですね。
--ただ 相模原は今、J2で最下位に沈んでしまっていますがそのことで移籍に迷いは?
「最下位だから」とかそういうのはなくて、自分はルヴァンカップでしか試合に出場できてないですし、若いうちに色々な経験をした方がいいという声も先輩方やサガン鳥栖の監督から言われて「そういう考えもあるんだな」と思って順位の低い、高い関係なく相模原に決めました。あとは、監督が代わったばかりということも聞いて(ポジション争いにおいては)みんなと変わらない状況かなというのもありました。
--チームからはどんなことを求められてオファーを受けましたか?
ハードワークすることや背後へ抜けることだったり仕掛けること。攻撃面のことを求められているので、そこで結果を出せるように点数を決めたりアシストをできるように頑張っていきたいです。
--相模原での目標はいかがですか?
少しでも早くチームに馴染むことと、チームには残留という目標があるのでそれに貢献できるようにゴールだったりアシストで絡んでいけたらと思います。
--個人としては選手として今後どうなっていきたいですか?
縦に仕掛けて点を取れる選手ですね。チームの中で「コイツになら任せられる」という選手になりたいです。