DF/3 エドゥアルド・クンデ
--前節Jリーグデビューを果たしましたがFC町田ゼルビアとの試合を振り返っていかがですか?
(デビューすることができて)率直に嬉しい気持ちがあります。チームとしてすごくまとまっていて、その点でもとてもいい感覚を受けました。次の試合は勝ちに繋げたいと思っています。
--実際にプレーしてみて日本のリーグの感想は?
いいサッカーをしていると思いますし速いなと思いました。他のチームを見てもそうですし自分たちのチームもそうですが質の高い、クオリティのある選手がたくさんいる。自分自身もしっかりと準備して勝ちに貢献できるようにやっていきたいです。
--クンデ選手が公式戦に出たのはいつぶりですか?
3カ月半以来です。
--3カ月ぶりにもかかわらずフル出場を果たしましたがコンディションやゲーム感はいかがでしたか。
日本のサッカーはすごくリズムが速いと改めて感じましたがあと2試合もあれば日本のリズムに持っていけるかなと思います。
--クンデ選手は相手の攻撃の芽を摘んだり、前にボールを運ぶプレーや縦への長いパスも見られましたが自身のプレーを振り返っていかがですか。
相手に対して強くいくことは僕のストロングなのでそこはしっかりとやっていきたいです。それプラス自分の場所でボールをもらって前へ繋いで、攻撃の一歩目になるパスももっと出していきたいですね。
--次戦はレノファ山口と、初めてのアウェイゲームになります。そこへ向けた意気込みをお願いします。
難しい試合にはなると思いますがしっかりと準備したいです。相手は勝ち点も近いのでしっかり勝ちに繋げていきたい。勝つことができればチームの勢いも出てくると思うので全力で勝ち点3を狙っていきたいと思います。
FW/27 和田昌士
--次節対戦するレノファ山口は和田選手にとって古巣になりますが週末へ向けた思いはいかがでしょう。
プレーしていたのはプロ2年目になるので山口に行くのは4年ぶりなんです。1年間レノファにいましたがチームもそうですけど山口という町がすごく好きで、人も温かいですし良くしてくれた人、お世話になった人がたくさんいます。今週は本当に楽しみです。
--山口と対戦するのは初めてになりますか?
そうですね。4年前とは違う成長した自分を山口の人に見てもらいたいですし、思い入れはあるので楽しみな試合です。
--山口にいた時の所属元は横浜F・マリノスで今は完全移籍で相模原の選手としてプレーしていますが当時と今で気持ちに違いはありますか?
ブラウブリッツ秋田の時も山口の時もそうでしたけどレンタルと言えども行った先で「レンタルだから」という気持ちはなかったですし、試合に出て活躍してチームのために全力でプレーするという気持ちは持っていたのでそこは変わらないですね。
--目の前の試合で結果を残すという気持ちはいつでも変わっていない。
そうですね。所属クラブで自分の役割をまっとうしようと思っていたので、そこに関しては違いはないですね。
--前々節の松本山雅FC戦では今シーズン初ゴールを決めましたがここまでに自身のプレーを振り返っていかがですか?
もっともっとボールを引き出して攻撃に絡んでいかなければいけないなと思います。ボールがカウンターで来た時はやり切れる自信はあるのでそのためにポジショニングだったり出ていくスプリントのところの回数を増やしていきたいです。
--途中で出場することも多いですが試合に入る際に意識していることは?
自分に求められていることはボールを前に運んでカウンターだったり点に絡むことだと思うのでそれを体現できるように、時間が短くても長くても常に準備はしていきたいなと思っています。
--山口のサポーターに見てほしいプレーやどんな変化を見てほしいと考えていますか?
レノファの時から4年経って、試合もたくさんしてきて自分のスピードや強さだったり、フィジカル的な部分は明らかに成長したと思うのでそういうところで「アイツ成長したな」と思われるように見てほしいです。でも最近勝てていないので、まずは勝ち点3を取れるようにプレーしたいです。
--対戦が楽しみな選手はいますか?
4年経っているので選手が結構入れ替わってしまっていますがレノファ山口というクラブには本当にお世話になりましたし、町はあたたかくて好きだったので対戦自体が楽しみです。
--山口の時の思い出に残っているエピソードは何かありますか。
町を挙げて応援してくれて、良くしてくれる人がたくさんいたのでそういう人たちには感謝しています。プロ2年目の時でその時はまだ19歳で初めての一人暮らしで、誰も知り合いもいないですし山口も行ったこともなかったので不安だらけで「どうなるかな」と思っていましたけど、選手もそうですしスタッフもそうですがお店の人とかご飯屋さん、スポンサーの方も良くしてくれた。人と人との繋がりを大事にしているチームでしたし、そういうのがあって1年間いい経験が積めたのでいい思い出が多いですね。
--山口が今の和田昌士を作り上げたと言っても過言ではないですね……。
シーズンの最初の方は試合に使ってもらっていましたが途中からケガを繰り返したりもあってシーズンの後半はあまり出られませんでしたがそこでプロの舞台を知ることができましたし、そこでの緊張感とか自分ができること、できないことというのが明確にわかりました。あの1年は本当に大事な1年でしたし今となっては行って良かったなと思っています。