《試合結果》
2020明治安田生命J3リーグ 第28節
SC相模原 1-1 いわてグルージャ盛岡
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2020/111802/live#live/
三浦文丈監督
アウェイといえども、昇格がかかっているので勝ち点3を絶対に取りたいという気持ちで臨んみました。残り試合は必ず拮抗したゲームになるから、我慢比べの中で勝ち点3をモノにしていくしかないよと。先にセットプレーで失点してしまって、追いかける形になって少し難しくなりました。同点まで追いついたのは本当によくやってくれたんですが、勝ち切れなかったのは悔しいです。ただ、まだ6試合あるし、最後まで戦っていきたいです。
--才藤龍治がベンチスタートでしたが。
龍治は後半戦はずっと出ていて、少し疲れがあるかなと感じていたので、フレッシュな選手にしようと代えました。
--勝負を分けるポイントはどこだと思っていたか?
盛岡さんはセットプレーの得点も多いですけど、実は失点も多いというデータがあったので、自分たちのセットプレーの時はどんどん狙っていこうと。あとは3バックの背後のところに和田などを走らせて、どんどん突いていこうと伝えました。勝負を分けるポイントは、どの試合もそうですがチャンスをしっかり決めることに尽きると思います。
--ここ数試合に比べると流れの中でのチャンスの数は多かったと思います。
前に向かう、ゴールに向かうパワーを出してくれたんですが、チャンスを決め切ることができませんでした。ハーフタイムには「冷静にやるところは冷静にやらなきゃいけない。ただし、思い切って打てるところはやる。そこのジャッジをしないといけない」と送り出しました。ホムロも惜しいシーンが何本かありましたが、もう少し余裕があったらコントロールショットを打てていたかもしれません。ちょっと力が入っていたように感じます。
--5試合連続引き分けとなりましたが。
今日の試合も勝つことによって一時的にでも長野さんと並ぶチャンスもあったし、セレッソさん、福島さんとも勝つことで2位争いのグループから抜け出せるポイントの試合だと思っていました。そこで勝ち点3をとれなかったのは不甲斐なさは正直あります。とはいえ、ずっと粘り強くやってくれていますし、ネガティブにとらえないで、悔いを残さないようにやるしかありません。私自身もそういう気持ちですし、選手にもそういう話をしました。
DF/5 梅井大輝
--5試合連続引き分けとなったが。
勝ち切れない試合が続いていることに関しては受け止めなければいけません。ただ、今日の試合に関しては先制された後に追いつくことができたので、昇格争いに向けては非常に大きな勝点1になると思います。
--失点シーンを振り返って。
今日はセットプレーが大事になるのがわかっていたので、そこから決められてしまったのはもったいなかったです。うちの場合はゾーンとマンツーの併用で守っていますが、失点シーンではゾーンのところにいた選手にやられてしまったので、ボールが入ってきた時にどうするかを再確認したいです。
--ロングスローでは厳しくマークされているが。
2、3人ぐらいで挟み込んできていますが、走り込むタイミングとスローの投げる場所が合えば勝てると思っています。今日はそれがうまくいかなかったです。ただ、今日は僕やユーリもロングスローを投げましたが、(スローワーを変えることで)中の選手が変われば相手もマークをしづらくなるでしょうし、そういう工夫も必要になってきます。
--昇格争いをする中でプレッシャーを感じている?
個人的にはSC相模原で初めてJ2ライセンスがとれて昇格争いができていることは楽しんでやっています。ただ、ちょっと堅くなっているというか、思い切りのよいプレーができていないところもあるので、チームとしてどんどんチャレンジしていきたいです。