《試合結果》
2020明治安田生命J3リーグ 第22節
SC相模原 1-1 カマタマーレ讃岐
≪得点≫
53' 森川裕基(カマタマーレ讃岐)
90+6' 白井達也(SC相模原)
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2020/101834/live#live
三浦文丈監督
讃岐さんはここ最近調子が良くて、インテンシティが高いプレーをするので難しいゲームになるのはわかっていました。いつも通り粘り強くやらなきゃいけないよと選手に伝えてゲームに入りました。前からハメたかったんですが、ブラウン選手と重松選手の2トップへ長いボールを入れてきたのでプレスがはまらず、前半はお互いに潰し合い、消し合いという形になったと思います。決定的なチャンスは何本かあったので、ああいうのが決まったらまた違った展開になっていたかもしれません。それでも最後の最後に追いついたのは、この先につながってくる、本当に大きな勝ち点1だったと思います。
--連勝が途切れてしまいましたが?
いつかは終わるものですし、連勝が途切れた後の試合が大切になります。ただ、今日は土壇場で追いついたので、勝利に値する引き分けだったという思います。
--ホムロとミルトンが不在の影響は?
ずっと勝っていたので、その流れを継続しようということで、大きく戦い方を変えることは考えませんでした。ただ、(讃岐の)3バックを2トップで追わせて、アンカーにはトップ下の選手がマークにつく形でハメ込もうという狙いだったのですが、早めに前線にボールを送り込んできたので、いつもより高い位置で奪えるシーンが少なかったと思います。うちが何かを変えたというよりは、讃岐さんの戦い方がいつもと違ったという印象です。
--失点後すぐにユーリを入れましたが。
ユーリに関しては後半の早い時間を入れようと考えていて、あの時はすでに準備していました。ちょうど失点したタイミングでユーリに指示をしていたので、どのようにやられたかを見れなかったんです。あとでしっかりとDAZNでチェックしたいと思います。
--どのような攻撃をイメージしていましたか。
ハーフタイムにはペナルティボックス内にどんどん侵入していこうと話していました。ユーリが前線で起点になれていたので、そこへ前向きにサポートを行って、どんどん相手ゴールに圧力をかけようと。そういうイメージで交代カードも切っていきました。
--同点ゴールは鹿沼から白井の大卒コンビで生まれました。
鹿沼はボールの予測が早くて、あそこで拾ってつなげたのは素晴らしかったし、達也も落ち着いていたと思います。実は、何回か達也はセットプレーのチャンスを外していたので、スタッフの間で後ろに下げたほうがよいのではという声もあったんです。ただ、ボールは来ているから次は入れるよと言っていたら、本当に決めてくれましたね。
--次はホームで3位のロアッソ熊本を迎えます。
J2昇格のためには上にいるチームに勝って引きずり下ろさなければいけません。1週間あるので万全の準備をして臨みたいと思います。
DF/18 白井達也
--最後の最後で追いつきましたが。
勝ちたい気持ちが強かったので、引き分けという結果には満足していません。ただ、土壇場で追いついたので次につながる勝ち点1だったんじゃないかと思います。
--同点ゴールのシーンを振り返って。
何も考えていないというか……ふかさないように、とりあえずミートすることだけを考えて。良いコースに飛んでくれてよかったです。
--3バックの中でミルトンがいなかったことの影響は。
個人的にはやりづらさなはかったんですけど、ミルトンがいない分、もう少し自分が跳ね返すところとかで役割を果たせればよかったなというのは反省点としてあります。
--失点シーンはスライディングで飛び込みましたが。
悪い形で相手にボールが渡って、ショートカウンター気味になりました。シュートを打った選手のカバーには間に合っていたんですが、足を出し股を抜かれてしまいました。ああいうところでもう少し冷静になって、やるべきところを選択していたらあの失点はなかったと思うので、次につなげたいと思います。
--次はロアッソ熊本とホームで戦います。
本当に勝つしかないので、今までチームとしてやってきたことをもう1回整理して、個人としても課題を修正して臨みたいです。熊本は個々の技術が高いですが、球際のところで上回れば勝てると思います。