SC相模原

SC相模原

NEWS DETAIL

12-01-2019

お知らせ

【12/1AC長野パルセイロ戦】試合結果・三浦監督・選手コメント

《試合結果》

2019明治安田生命J3リーグ 第33節

SC相模原 0-1 AC長野パルセイロ

■得点
74'津田知宏(AC長野パルセイロ)

[ 三浦 文丈監督 ]
選手はホーム最終戦ということで気持ちの部分でもゲームの入りから集中していたし、戦っていたと思います。ただ、今季を少し象徴していたのか、なんとなく粘れないまま最後にああいう形で失点してしまって、そのあともそれをひっくり返すパワーが少しなかったかなと思います。ホーム最終戦だったぶん、悔しかったですね。何とか点を取られたあとも奮い立たせないといけなかったし、ひっくり返す策を与えたり、交代カードを切らないといけなかったんですけど、なかなかパワーが出なかったのかなと。そういうゲームでした。

--5月の前回対戦とはまた違った試合内容だったと思いますが、当時からの積み上げという意味ではいかがでしょうか?
前回、長野のUスタでやったときはけっこう前に(ボールを)入れられて、そこで弾き返したボールや拾われたボールをそのままの勢いで持っていかれてしまった。サッカーの根本のところでゲームを持っていかれてしまったなという試合だったんですよね。ここ最近の長野の試合も映像で見ていると、当然、前回よりもビルドアップをしてくるなという感じはあったんですけど、それでもウチに対してはまず入れてきて(セカンドボールを)拾うという勝負をしてくるんじゃないかなと思っていたので、そういう考えでミーティングもして臨みました。ただ、そこに関してはウチも立ち上がりは長いボールを入れて、拾ってなるべく高い位置に持っていこうという話をした中で、そこでは戦ってくれていたと思います。拾えていたし、そのぶん相手も少しセットして構えていたので、そこをどうやって入っていくかという形になったと。[3-4-3]と[4-4-2]だと、いつもどおりワイドがズレているし、立ち上がりは平石(直人)がそこで仕掛けていって惜しいシュートを打つというシーンもあったので、そこのところをもっと愚直に繰り返さないといけなかったなと思います。一度対戦したときの(敗因だった)際のところというのは全然負けている感じはしなかったし、そういう部分はここ最近ずっと言っていたので、選手はよく戦ってくれていたと思います。ただ、勝負に関してはやっぱり最後の質なのか、そういうところで勝てなかったのかなと思います。それは来年につなげないといけないなと思っています。

--今日でホーム最終戦を終えましたが、今季を振り返るとどういう印象ですか?
まずはスタイルの確立ということで、自分たちでボールを保持しながらアグレッシブに戦いたいと。比較的、夏までの段階ではテンポよくやれていたんじゃないかなと思います。ある程度スタイルの確立、ボールを保持するということに関しては、スタッツで上回っていたゲームも多かったので良かったんですけど、ただそれと同時に、ボールを動かすことがメインになってきてしまったので、際のところやセカンドボールという根本で戦うという部分がどうしても抜け落ちてしまって、競ったゲームもなんとなく持っていかれるようになってしまった。例えば、保持しているけどカウンターで仕留められたり、(相手の)シュート数は少ないけど失点してしまう。そういうゲームが続いてしまったなというのが正直な感想ですね。そこで一度修正しないといけないということで、保持することは放棄しないんだけども、「もっと根本のところで戦わないといけないんじゃないか」と選手にもインフォメーションをして、そこで一度は立て直した感じはあったんですけど、そのあとにまた質のところに(アプローチを)振っていったときにまた緩くなってきてしまったなと。その繰り返しだったのかなと思います。今季に関してはそのスタイルと根本のところがうまく並行してやれなかったのが正直なところなので、来季はしっかりと根本のところは抑えるべきところは抑えながら積み上げていかないといけないと思っています。

[MF7 梶山 幹太 ]

これだけのお客さんが来てくれて、勝利が第一の目標だった中で、それが叶わずに残念な気持ちです。ボールを握る時間も多かったし、良い時間帯もありましたけど、シュートまで行く場面がなかなかなかったので、そういう機会をもっと作れればいいのかなと思います。もう少し自分たちがテンポを上げてやれれば良かったですけど、まだそこまでは行けていなかったなと。持たされている場面も多かったし、まだまだ崩すというところまでは至らなかったので、自分は中盤の選手としてそういうところでパスを供給していったり、もっと質を上げていかないとダメだなと思います。

--今日のように相手が[4-4-2]という状況は今季も多くありましたが、なかなか攻略することは難しかったですか?
向こうも少し引いてブロックを組んできた中で、それは前半戦もよくあったことで、ボールは持っているけどそこからどうしていくかというところがやっぱり今季は課題としてあったのかなと。ウチが良いときは速い攻撃でゴールまで行けていることも多くて、今日のようにセットされている中で崩すということはなかなかできていなかったので、そこはチームの課題として来年に向けてもっとやっていく必要がある。序盤は何回かサイドチェンジをして自分から(平石)直人くんや(阿部)巧くんのところで良いシーンがあったので、そういうシーンをもっと作っていくべきだと思います。

--個人的には年間を通して試合に出続けた1年になりました。
ほとんどの試合に出させてもらっていた中で、チームとして結果を出せなかったというのは出ていた身として残念です。もっとやれたこともありますし、課題としてはアタッキングサードに入ったあとの質だったり、1本のパス、タッチ、シュート。そういうところはもっと突き詰めていく必要があるという課題がこの1年で出たので、それを来年につなげていくためにまた明日からやっていきたいと思います。試合に出ることで以前よりもフィジカル的にも多少、強くなって当たり負けしないようになってきているし、守備でもボールを奪取できるシーンが今日も何回かあった。運動量でも負けていないと思いますし、守備は課題としてずっと言われていた中で、そこはある程度出せるようになってきました。攻撃では中盤でボールを失わない技術というのもある程度発揮できるようになってきたのかなと。ただ、そこから上に行くためにはゴールやアシストだったり、ペナルティーエリア近くでの質が求められると思うので、1試合の中でもっと分かりやすいところのプレーを出していきたいと思います。

[DF24 阿部 巧 ]
今日はホーム最終戦だったので、今まで積み上げてきたものを(出す)ということも大切でしたけど、最後はしっかりと勝って終わりたかったなというのが一番の気持ちです。今年はもう二桁順位が決まってしまっていたし、昇格も狙えないという位置の中でも、ホーム最終戦ということで多くの方々がスタジアムに足を運んでくれて、そういう人たちと最後は笑って、来年に向けて頑張ろうという形で終われれば良かったんですけど、それができなかったのはすごく残念でした。

--今日はボールを保持する時間もあり、WBの幅を使おうという意識も見られたと思いますが?
全体を通してもチャンス自体は多く作れていたと思います。セットプレーなどでは相手にもチャンスがあったのでそこは何とも言えないですけど、特に前半はボールを動かして自分たちのリズムでできていました。ただ、後半に関しては少し相手のパワーが勝ってきて、僕たちのパスが短くなってきたり、そこで相手が前向きでカットしてそのままスピードアップしていくという形が多かった。そこで逆に相手がボールに来ていたぶん、スペースは空いていたし、一度ひっくり返して相手のパワーを後ろ向きにできれば良かったかなと思います。

--今季はスタイルの確立を目指した1年でしたが、振り返っていかがですか?
やっぱり結果がすべてという世界でもあるわけだし、そういう中では結果として出ていなければダメと言われても仕方ないと思います。ただ、やってきたことが間違っていたという感覚ではないですし、少なくともやろうとしていたことと結果というところにはギャップができていたと思うので、そこを埋めていく作業というのが大事になってくると思います。今季の結果はもう変わらないですし、やってきたサッカーを積み上げていかないといけない。
僕たちはフミさんのサッカーを信じて1試合1試合やってきましたけど、サポーターの皆さんが期待するような結果を出せなかったのは事実ですし、そこをしっかりと受け入れて僕たちも成長していかないといけないと思います。

[FW27 大石 治寿 ]
今季を象徴するゲームになってしまったかなという印象が強いですね。ある程度チームとして手応えはあったと思います。相手に握られる時間帯もありましたけど、自分たちが握る時間帯もあって、下からつないでいくというサッカーを体現していく中で、今日はそこまで悪くなかったのかなと思っているんですけど、そこで負けてしまう。せめて引き分けで終われるような我慢強さ、そこで勝ち切る力強さ。そういうものが今季は本当に足りなかった部分だったかなと思います。

--今季はスタイルの確立を目指した1年でしたが、振り返っていかがですか?
チームとして途中から球際にフォーカスをしたという部分も全部がつながっていて、ポゼッションサッカーをしながら球際のところでも負けないという両方を兼ね備えたチームになっていかないといけないと思います。ポゼッションサッカーをするとなると、ミスをしたあとの全体の距離感がすごく大事になってくるので、そういう攻守の切り替えを含めて球際に行けるか行けないか。そこが苦労したシーズンだったのかなと思いますし、そこを求めて全員が同じベクトルの下でやっていたのも間違いないと思います。みんなが練習の中で手応えを感じながら、一人ひとりの個人の質もシーズン当初よりすごく上がってきている思いますけど、そこでよりチームとして質を上げていくために、個人個人がもっと質を上げていかないといけないのかなと思います。



■取材・文
林口 翼(Tsubasa Hayashiguchi)
エルゴラッソSC相模原担当

■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j3/2019/120102/live/#live