《試合結果》
2019明治安田生命J3リーグ 第18節
SC相模原 1-1 福島ユナイテッドFC
■得点
43'田村亮介(福島ユナイテッドFC)
83'平石直人(SC相模原)
【三浦文丈監督】
--今日の試合を振り返って。
ここ数試合、先に失点する、しかも立ち上がりの早いところの失点が多かったので、自分たちのスタイルを構築する、そのためには守備のところも意識的にやらないといけないよと伝えて入りました。前半はかなりゴールに迫っていましたが、そういう展開でよくありがちな、自分たちのセットプレーから逆襲を食らってやられてしまった。そこのリスク管理は伝えていかないといけないと思います。後半は1点を目指したら変わるよと話して、パワーを出して、実際に1点を取れて、その後もチャンスがありましたが、なかなか決められなかった。そこは積み上げてやっていくしかない。
--前回の福島戦よりもボールを握れたが。
そこも狙っていたので。ボールを保持した中で決め切ろうよと。そこは前回よりも整理されていたし、よくやっていたと思います。
--ゴールはサイドからのクロスを逆サイドで詰めた形だったが、うまく合わないことも多かった。
そこはやっていくしかありません。クオリティの部分だと思う。クロスからの攻撃のトレーニングはここ1、2週やっていなかったので、そうなると(ゴール前に)入っていくポイントが抜け落ちてしまうのかなと。口を酸っぱくしてやっていきたいです。ゴールについては、(相手のシステムが)4-4-2の時はワイド・トゥ・ワイド(ワイドの選手が上げたクロスに逆サイドのワイドの選手が詰める)はあるぞと。
--2トップは今のところは後半のオプションとして考えている?
ジョンが悪いわけではありませんが、大石、ジオ、伊藤のほうがボールがスムーズに動くというのがあります。ジョンが入ると、ちょっとノッキングしてしまう感じがある。どちらをとるか。スタイルを確立しながら決めていくつもりです。今のところ、ジョン、上米良はジョーカーとして持っておきたいというのがあります。
ーー新戦力の原田岳がベンチ入りしたが。
今週から練習に参加していて、シュートストップのところはすごく能力が高いと思っています。GK同士良い競争をしてもらっていきたいです。強くなっていくためには、刺激が必要なので、良い刺激になってほしいです。
【DF5 梅井大輝】
以前も途中出場はあった中で、今日は前半の頭だったのでアップもまだしていない状態だったので、少し不安もありました。ただ、落ち着いてやるべきことをしっかりやろうと心がけて入ったので、入りも悪くなかったと思う。これから上位を狙っていくためには追いつくだけではなくて、逆転する力もつけていかないといけないし、守備としてはまず失点しないことが大事なので、前半の失点はしないようにしていきたいです。
--この試合でJリーグ通算100試合出場。それも古巣・福島戦での達成となったが?
試合前からあと1試合とは知っていたので、今日はベンチスタートでしたけどチャンスがあったらいいなと(笑)。記念の試合を古巣とできるのはなかなかないことですし、すごく幸せなこと。福島のサポーターにもまだ頑張ってプレーできているという姿を見せられたので、良かったなと思います。
【MF19 末吉隼也】
ここ数試合は勝点3を取り切れずもどかしい試合が続いている。でも、これがいまの自分たちの力だということをチーム全体でどれだけ感じられるかが一番大事だと思うし、「内容が良いからいいや」と思っていたらこのままズルズルとシーズンが終わってしまう。みんな全力でやっていると思いますけど、それをもう10%、20%パワーを上げていかないと。そういう危機感は持たないといけないと思います。今日も良い感じでやれていた中で、結局前半に一発でやられているし、ここ最近も自分たちのリズムでできているときに得点を与えてしまっている。考え過ぎるのも良くないですけど、どうするべきかもっと一人ひとりが考えないといけないのかなと思います。
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
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