■総括
前半セットプレーからウェズレイが得点を決めて良い流れで進めていました。3-4-3の相手のシステムの中でウェズレイと良(森本)のところでしっかりスライドをしないと必ずズレが起きるといった状況でした。その中で向こうが長いことセンターバックが対応した中でセカンドを拾うだとか、カバーをしっかりするとか基本的なことは出来ていたので、あの失点が無ければ後半は良い形で進められたかなと思います。
後半はその立ち上がりの中で追う展開になったのでもう少し早く選手起用をしたかった。ただセンターバックの大森であったり、ウェズレイがイエローカードを貰っていたので少しゲームを引っ張った中で選手交代をしました。
曽我部がゲームコントロールを出来るようになってから、だんだん相手が出てこれなくなったので徐々にサイドから崩す形が出来ると思っていましたが、なかなか最後に越せなかったり精度が悪く、残りの時間でチャンスを作れるかなと思っていました。なかなかフィニッシュのところまで決めきれなかったですが、終盤で高原が2点目をしっかり決めてくれました。
ホームで勝ち点3を取りたかったのですが1を取れたのも選手が最後まであきらめない気持ちで戦ってくれたおかげかと思います。そういった中で相手はJ2を目指すチームで去年JFLでは優勝したチームにこういった形で追いつくことが出来たのは次につながる流れだったかなと思います。次は失点の部分が少し多いので修正して次のゲームに臨みたいです。
■質疑応答
Q:今日でシーズンの3分の1が終わったわけですが、準備期間に雪が降り準備が苦しかったと思うのですがここまでの手ごたえや今後の方向性というのはありますか
うちは働いている選手が半分以上いるので1月、2月のキャンプでのつくりはスタートのメンバーを含めなかなか上がってない状況でした。今は16名以外のメンバーもだんだん同じくらいになってきて5月の後半くらいには揃ってきた中で選手が一つにまとまってきています。
アウェイでの取りこぼしや後半残り20分の戦い方が、フィジカル的な対応の部分だったりコンディションの部分でガクッと落ちてきていたのでそこはしっかり備わってくれば前半、後半コンパクトにサッカーが出来ると思います。あとは高原が加入し、彼もだんだんコンディションが上がってきてしっかりシュートまでいきアップダウンも守備もでき攻撃の起点にもなっているので、今後上位相手に攻撃的なサッカーが出来るんじゃないかなと思います。
ただ失点の部分を0に抑えないかぎり上位に食い込めないので守備の連係だったりと基本的なことを踏まえた上でコンパクトサッカーが出来るようにしたいです。