SC相模原

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12-04-2012

 お知らせ 

全国地域サッカーリーグ決勝大会終了後 監督コメント

<全国地域サッカーリーグ決勝大会終了後 監督コメント>   JFL昇格の条件である2位以内の成績を収められたこと、それと同時に全国地域サッカーリーグ決勝大会で優勝でき、今の正直な気持ちとしてはホッとしています。  この厳しい大会を勝ち抜けたのは、試合に先発した選手、ベンチに入った7名の選手、そして、そこに外れた選手たちも含む所属選手全員がそれぞれの役割を全うしてくれたことにあると思っています。  1試合、1試合、みんなが勝利を求め、1つにまとまりました。1次ラウンドでも、チームとしての力を積み上げて行く中で指揮をしている私としても、すごくいいチームになったと実感していくことができました。  チームが始動した2月からチームのことを見てきて、このクラブが一昨年、昨年と目標を達成できなかったところでの、その何か、見えない力というものを、自分の中では感じていて、それをどうクラブ、チームに伝えていけばいいかというのをやってきました。  その中で、まず選手である前に、社会人として、人としてというところで、「CAN」というスローガンを掲げました。それをモットーに活動していく中で、この決勝ラウンドでは、そうした部分がチームとして表現できたかなと思っています。  そこには、試合のピッチでは映っていない選手たちが、どれだけチームのために尽力してきたかということがあります。特にキャプテンである佐野裕哉を中心にチームはまとまり、そのリーダーシップには大変感謝すると同時に、副キャプテンの工藤祐生、鈴木祐輔の2人もそれを支え、チームのために貢献してくれました。特に鈴木祐輔は、試合に出られない状況が続いていましたが、態度を変えず、チームのためによく影からサポートしてくれました。それだけに、優勝を決めた決勝ラウンド3戦目の試合終了のホイッスルが鳴ったとき、キャプテンの裕哉、副キャプテンの祐生、祐輔の3人がピッチに立っていたことが、なんとも感慨深いものがありました。  関東1部リーグでは、勝ち続けなければならない状況の中、前期は敗れたり、引き分けたりしましたが、後期は全勝することができ、チームとしてのベースは積み上げていくことができました。うまくいかない中、後期では、選手たちに「タフになろう」「強くなる」ということを投げかけ、チームとして忍耐強く戦おうと話しました。それを繰り返し働きかけ、不具合が起こったときに自分たちでどう立ち直るかを選手一人ひとりが考え、チームとして克服できたと感じています。1次ラウンドや決勝ラウンドを戦う中で、まさにそうしたシーズンの積み重ねが生きていました。  一人ひとりが、厳しいシーズンだったと思うのですが、地域活動にそれぞれ自ら手を挙げたり、オフザピッチでの行動を意識することで、自主的にチームのために行動できる選手が増えてきたと思います。    最後に大分、長崎ともに、金曜日も含む3日間の大会にもかかわらず、1次、決勝ラウンドと多くのサポーターのみなさま、関係者のみなさまが会場に来て、応援してくれたことに感謝いたします。その声援があったからこそ、選手は後押しを得て、自分たちの持つすべての力を発揮できたと思います。  また、試合をしながら、相模原から応援してくれた人々の魂も伝わってきました。これからが、本当に相模原でホームゲームがたくさんできる環境に立てると思いますし、ここからがクラブのスタートだとも思っています。    本当に相模原すべての人々、SC相模原に関わったすべての人々に感謝しています。