
《試合結果》
ザスパ群馬 7-2 SC相模原
【得点】
11' 中野力瑠(ザスパ群馬)
45' 百田真登(ザスパ群馬)
48' 西村恭史(ザスパ群馬)
49' 常田克人(SC相模原)
51' 杉本蓮(SC相模原)
60' 小西宏登(ザスパ群馬)
64' 米原秀亮(ザスパ群馬)
70' 玉城大志(ザスパ群馬)
86' 中島大嘉(ザスパ群馬)
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j2j3/2026/052307/preview/#pickup
シュタルフ悠紀リヒャルト監督

ーー試合の総括をお願いします。
百年構想リーグのレギュラーシーズン最終戦ということで、僕らも勝って終わりたかったですけど、前半のレッドカードが全てだったかなと思います。
ーー早い時間に退場者が出てしまって難しい展開になりました。そこから、どういう対応をしようと指示をしましたか。
すでに1点取られていたので、守備の行き方は整理しつつ、10人でも変わらず、群馬のパスの出どころに対してしっかりアプローチしていこうと。奪ったら素早く攻めていくところと、『1点ずつ返していこう』という話をハーフタイムにもしました。失点した時間帯は早かったですけど、3-2まで追いついた時には、少し可能性を感じる時間帯もあったので、選手は非常に頑張ったんじゃないかなと思います。
ーーいい形でプレーオフに向かいたかった中で、PK戦負けも含めれば連敗という形になりました。今節も含めた直近2試合については、どのように捉えていますか。
レフェリーにはしっかりとルールを把握して欲しいと思います。先週はハンドからの同点ゴールでしたし、今日の退場は(審判員)全員一致でDOGSOだと言っていましたけど、最後尾でもなくゴールまでの距離もありました。沖田(空)がカバーリングにも入っていた。そういったことは冷静に説明しましたけど、『真ん中だったからDOGSOだ』と言われました。(DOGSOについては)そういうルールではないと思います。まずはしっかりルールに沿ってみて欲しい。僕らは引き続きやることは変わらないので、プレーオフに向かっていきますけど、(この結果は)楽しくはないですよね。
群馬さんも、こういう形でのゲームは望んでいないと思います。半年間かけて毎日努力を積み重ねてきた両チームの選手たちが、真剣勝負をしたいと思っている中で、第三者が水を差すような結果は本当に残念ですし、後味も悪い。こういうことが2試合続くと、やっぱりメンタルにも堪えるので、いかにそこをフレッシュにして、また来週の試合に臨んでいくかが大事になるかなと思います。
DF/19 沖田空

ーー試合の振り返りからお願いします。
振り返るのが辛いゲームになってしまいました。7失点してしまったというところは、退場に関係なく、自分たちのサッカーが相手のサッカーに上回られたかな、というのが正直な感想です。相手はフォワードに当てて、ミラーの形で受け直して展開していく形が得意な中で、立ち上がりにそれを何度もやられてしまった。それと最近の試合は特に、自分たちの入りがぬるくて、相手に主導権を握られてしまっていたのを感じていて、そこが、今日のこの結果のすべてだったかなと思っています。
ーー「入りがぬるい」というのは、ここ数試合特に感じていた部分なんでしょうか?
どの試合でもそうですけど、最初の5分というのは、自分たちがいい試合の時は本当にいい入りができますし、湘南戦みたいに先制できた試合もある。一方で、悪い試合もあるので、その最初の5分で流れが動くというのは、自分たちがまだ“入り”の部分を完全にものにできていないことの表れだと思っています。それが今日は、悪い方向に働いてしまって、相手の狙いに対して簡単にやられすぎてしまった。会場の雰囲気も含めて、相手にいい流れをつくられてしまったところは、すごく悔しいです。
ーー事前に分析はしていたと思いますが、やはり前回対戦とは、相手の戦い方が大きく変わったギャップも大きかった?
そうですね。もともとビルドアップに自信を持っているチームでしたけど、そこから失点が多くなっているという課題もある中で、ここ数試合はシンプルにトップに当てて前進していく形を使い分けている印象でした。それは、僕自身群馬の試合を見たり、スカウティングでも分析でも確認はしていたんですけど、そこに対して自分たちがいい形をつくられすぎてしまったなと。トップに入った時に一本でも潰すことができれば、『蹴っても取られるぞ』という印象を相手に与えられるはずなのに、それができなかった。群馬の立場からすれば、『これならいけるな』と思わせてしまったところは悔やまれます。
ーー攻撃も、狙いをすべて潰されていたわけではないと思いますが、怖さを出しきれていなかった印象でした。中でどう感じていましたか。
群馬は攻撃に特徴のあるチームですけど、その分、守備では個人にリスクを負わせている部分もあるので、自分たちとしては、引っかけた瞬間に前へ出ていけるという感覚はありました。特に左サイドでは、(杉本)蓮のところを含めて、何回かいい形でボールを運べましたし、ゴール前まで迫るシーンもつくれた。そこはいつもと変わらなかったと思います。ただ、個人的に感じているのは、ボールを奪った瞬間の迫力だったり、ゴールへ向かっていく姿勢という部分が、ここ数試合は少し落ちてきているんじゃないかというところですね。前線に入った時に、周りの選手が追い越していくとか、ドリブラーだったとしてもそういうシーンに関わっていくことや迫力は、もっともっと求めていかないといけない。ここ2試合勝てていないですし、来シーズンにJ2昇格を目指していくのであれば、今のままでは通用しないと思うので、自分たちの強みという部分を、もっと突き詰めていかないといけないなと感じました。
ーー後半は0-3から2点を返したものの、4失点目、5失点目を追加失点を許してしまいました。反撃の流れをつくりきれなかった一番の要因をどこに感じていますか?
ハーフタイムの時には、本当は0-1で折り返したかったですけど、0-2になっても、自分たちはまだやれると思っていましたし、実際に2点を取り返したように、跳ね返せるだけの力はあったと思います。ただ、数的不利になった中での戦い方というところで、行くところと行かないところを、もっとはっきりしないといけなかった。3失点目は簡単に間を通されてしまいましたし、4失点目も、自分が最初に裏を取られたところから数的不利になってしまいました。そういう大事な局面をしっかり見極めないといけなかったし、こういう展開でも勝ち点を拾っていけるような試合運びにできなかったことは、大きな課題です。
ーープレーオフも含めて残り2試合となります。できるだけいい形でシーズンを締めくくるためにも、この2試合にはどのような姿勢で臨みたいですか?
今日の試合は、結果も含めてショッキングなゲームになりました。ただ、自分たちの課題が見えた試合だったと捉えて、次につなげていくしかない。ハイプレスだったり、前に出ていく迫力といった部分はまだまだ伸ばせるはずだし、そののびしろが見つかった試合だと受け止めていきたいです。
残り2試合は百年構想リーグとはいえ、やっぱりサポーターの皆さんとともに勝利で締めくくりたい。来シーズンにつなげていく上でも、さっき話したような部分は、自分たちが掲げている“エナジーフットボール”に直結するところだと思っています。なのでもう一度、この1週間で作り直して、まずは次のプレーオフ初戦で勝てるように準備したいです。
DF/13 常田克人

--厳しい結果となりましたが、7失点というこの結果をどう感じていますか。
結果もそうですが、内容も最低なゲームになりました。
--まず前半に関しては、相手の右サイドバックの中野力瑠選手が可変して、かなり自由に動き回られてしまったように見えましたが、DFの選手としてはどう感じていましたか。
可変に対しては、もちろん練習から対策を立てていました。僕たちは基本的にマンツーマンなので、例えば、相手にそらされた後もしっかりついていくことだったり、2列目のランニングというところは、今日のテーマになっていたところでした。ただ、そこがなかなかうまくできなかったし、奪ったボールもすぐロストしてしまいました。そもそもの試合の入り自体が悪かったので、ああいう入りをしてしまえば失点もしますし、先に失点すると、自分たちのサッカーは苦しくなってしまう。今日の試合は、退場が出るまでは、そういった部分で相手に後手を踏んでしまった。やられるべくしてやられた前半でした。
--前半終了間際に2失点目をしてしまい、ハーフタイムを迎えました。監督や選手間では、どのような話をしていましたか。
一人少ない状況だったので、守備のハメ方だったり、どう守るかという部分はもちろん話しました。ただ、1失点目のあとに退場者が出た中で、自分としては0-1のまま前半を終えてロッカールームに戻りたかった。そういうゲーム運びというか、90分を通してどう勝負していくかという部分では、もっとやれたことがあったんじゃないかなと、自分でも思っています。ただやっぱり、0-2で前半を終えてしまったことが、今日の試合をより難しくしてしまった部分でした。
--後半も立ち上がりに失点して0-3となりましたが、そこからセットプレーで常田選手、さらに杉本蓮選手が得点し、1点差まで迫りました。
セットプレーは練習の中で何度も取り組んでいましたし、あの場面はキッカーとブロックに入る選手が、それぞれやるべきことをしっかりやってくれた。自分も入るべき場所にうまく入ることができましたし、練習の成果が出たゴールでした。それが一時、2-3になるところまで持っていく流れをつくる一発になったのは、良かったかなと思います。
--ただ、ここから反撃というところで逆に4点を取られて、ここまで複数失点を重ねてしまいまいましたが、中での動きや空気感をどう感じていましたか。
もちろん、2-3になって早く同点に追いつきたいという気持ちもわかります。ただ、一人少ない状況は変わらない中で、90分でどう3-3に持っていくか、あるいは4-3で逆転するかというところまで考えながら試合を進めなければいけなかった。その中で、今日の試合は、試合運びだったり、攻守のバランスという部分で、もう少しやれたことはあったと思います。そういった部分も含めて、今日は自分たちで難しいゲームにしてしまったのかなと。
--今シーズン、自分たちのスタイルを突き詰めながら、勝ち点を重ねてこれていましたが、ここに来て何か隠れていた課題が出てきてしまったのか?
勝っても負けても課題は出るし、それを改善することはどんな時も変わらないとは思っています。ただ、今日の相手も来シーズン同じカテゴリーで戦う相手です。そういう相手には、やっぱり負けてはいけない。もちろん、いろんな課題や要素は出たと思いますが、それでもこの勝たなければいけなかったので、言い訳はできないと思っています。
--今シーズンも、プレーオフの残り2試合となります。できるだけいい形でシーズンを締めくくるために、どのように臨んでいきたいですか。
やっぱり、もう一度、自分たちがやるべきサッカー、やりたいサッカーを、残り2試合の中でどれだけ出せるか。その上で結果はついてくると思うので、まずは自分たちがやるべきことを、しっかりピッチで表現しなければいけないなと思っています。



