
《試合結果》
ヴァンラーレ八戸 2(4 PK 5)2 SC相模原
得点
5'島川俊郎(SC相模原)
42'鵜木郁哉(ヴァンラーレ八戸)
78'杉本蓮(SC相模原)
87'澤上竜二(ヴァンラーレ八戸)
■Jリーグ公式ホームページ試合結果
https://www.jleague.jp/match/j2j3/2026/032901/live/
シュタルフ悠紀リヒャルト監督

--試合の総括をお願いします。
少しラフすぎるなとは思いますが、勝てて良かったです。
--早い時間に先制した後は八戸ペースの時間が続いた印象ですが、前半の戦い方をベンチでどう見ていましたか。
先制点は狙い通りの形でした。実際の崩しの部分ではミスや少しラッキーなところもありましたが、準備していた攻撃からチャンスが生まれて、しっかり先制点を取れたのはすごく良かったと思います。
サッカーは流れのスポーツなので、その後八戸の時間もありましたが、一方で前半もまた僕らの時間もあって、完全にペースを持っていかれたとは思わなかったです。ただ、僕らの今の強みであるカウンターが、ことごとくカウンターストップされてしまったので、そこで流れに乗り切れなかったところはあります。もちろん八戸の選手のプレーは素晴らしかったですが、カードが出ないと無限にそれを繰り返されてしまう。試合を通して7本、8本くらいカウンターストップがあった中で、そこは自分たちにとって苦しくなってくる部分でした。そこに対してどう対抗していくかというのは、自分自身も頭を働かせて、しっかり対策していかないといけない。今日はそういう課題をもらった試合になったと思います。
--ハーフタイムに特に伝えたことは?
僕らはこれまで後半の立ち上がりが良くない試合が続いていたので、まずはそこを払拭しようという話をしました。これといった明確な理由があるわけではないんですが、ちょっとした隙や集中の部分だと思います。原因が簡単に分かれば薬も簡単に対処できるんですが、そうはいかない中で、とにかくはっきりしたプレーや集中力を高めて入ること。立ち上がりの5分、10分は相手が圧をかけて来ることも分かっていたので、より強くその部分は伝えました。選手交代も一人しましたが、今日に関しては後半の入りの部分は悪くなかったと思いますし、最後にやられてしまったので、まだ課題は残っていますが、そこは一つ前進できたところです。
--GKについては、3月27日に加入したばかりの金珉浩選手を先発で起用しました。長野パルセイロ監督時代も一緒のチームでプレーした経験がある選手かと思いますが、評価を教えてください。
全く「初めまして」のゴールキーパーであれば、登録してすぐに試合で使うのは難しい状況だと思います。ただ、私は1年ちょっと一緒にやっているので、彼の特徴や良さも分かっていますし、持っているベースに対しての信頼があるので、思い切って今日は起用しました。
実際に八戸のファーストチャンス、僕らが点を決めた直後のあの場面は、試合を分ける大事なシーンで、あのビッグセーブは非常に大きかったと思います。結果ドローなんですが、もし決められていたらすぐに振り出しに戻って、もっと分からないゲームになっていたと思います。PK戦が得意なことも知っていて、八戸はロースコアのゲームが多く失点も少ないチームなので、PK戦までもつれる可能性は想定していました。その中でPKが得意なキーパーを起用したこと、そしてキッカーの準備も含めて今週しっかり取り組めたことが、勝ち点プラス1につながったのではないかと思います。
久々のゲームだったので課題もありますし、失点したコーナーの場面も、コンディションが戻れば止められると思います。本人も映像を見れば感じると思いますし、さらに良くなっていくと思います。
MF/4 島川俊郎

--立ち上がり早々に、幸先のいいゴールを決めましたが、振り返って。
流れの中であの位置にいましたけど、今年は得点も狙っているので、自分のセカンドがこぼれてくる嗅覚の部分は、この年になってもまだ伸びるんだなと感じています。
これまでのサッカー人生の中でも、ああいう感覚は小学生以来というか、サッカーを始めた頃の楽しさを感じています。考えずにというか……もちろん考えてはいるんですけど、自分の思うがままに動き回る楽しさがすごくあるので、ああいうシーンはもっと増やしていきたいと思います。
--入りから、チームとして高い位置でボールを奪い押し込めそうな感覚はありましたか?
僕が奪うシーンはそこまで多くはなかったですが、攻守が切り替わったタイミングで自分たちの前に隙があるなというのは感じていました。
ただ、もう一つパスをつなげたり、もう一拍時間をつくることができれば、もう一個深く入っていけそうだなとは思いましたね。
--先制点を決めた後は、少し八戸ペースの時間が続いた印象でしたが、ピッチ上ではどう感じていましたか。
やっぱり前半のうちに2点目を取りに行かなければいけなかったと思いますし、相手が圧をかけてきたところで、もう一度ひっくり返すためにどうするのかは、自分たちの課題でもあります。もう1本パスをつないで回避しながら前進するのか、それとも背後に蹴って押し込むのか。その判断は選手一人ひとりのセンスの部分でもあると思うので、そこはそれぞれがレベルアップしていかないといけないと感じています。
--風上から風下に変わった時の対応や、先制できたあとの試合運びに課題がある中で、今日の後半の戦い自体は、どんな前進や反省がありますか。
今日に関しては、ピッチ上ではそこまで風の影響はなかったかなと思います。ただ得点を奪った後、失点をしたくない時間帯で今までの試合も取られてしまうっていうところがあって、今日もそれは出てしまったので、ひき続きの課題ですね。
--今季初のPK戦勝利については、どう受け止めたいですか。
試合中にもビッグセーブがありましたし、PK戦もしっかり2本止めてくれて、チームにとっても、ミノ(金珉浩)自身にとってもすごくいい流れになったと思います。PK戦までもつれたことも、GKのポジション争いが激しくなることにもつながると思いますし、勝っても、負けても、引き分けでも次につなげていく必要がある中で、結果的にはチームにとって良かったのではないかと感じています。
GK/21 金珉浩

--加入後、すぐに初先発となり大活躍した試合になりました。どんな気持ちで戦いましたか。
2連敗している中で、アウェイで絶対に難しい試合になると思って入りましたが、この1週間いい準備ができていましたし、相手が狙っているところも分かった上で臨めたと思います。勝ち点3を取れなかったのはすごく悔しいですが、連敗を止めて勝ち点2を取れたことは、とてもポジティブなんじゃないかなと思います。
--先制後は、相手FWに裏抜けを何度もされていた中で、ビッグセーブもありました。八戸の攻撃の圧力自体はどう感じていましたか。
分析していた通り、裏に蹴ってきてセカンドボールを拾う形で、球際のところで勝負になると思っていました。その点については、この1週間しっかり意識して準備してきましたし、大きなピンチもそこまでなかったと思います。トキくん(常田克人)や(山内)琳太郎、シマくん(島川俊郎)をはじめ、ゴール前で全員が本当に頑張ってくれていたので、そこまで怖さは感じなかったです。
--同点に追いつかれてはしまいましたが、相模原にとって初めてのPK戦で、2本シュートを止めて勝利の立役者になりました。PKストップの解説をお願いします。
僕が1本まず止めれば、必ずチームが決めてくれると信じていました。あとは、相手の2 番 のキッカーが出てきた時に、(棚橋)尭士が「左に蹴ってくるよ」と教えてくれました。それを信じて左に飛んだので、3本目を止められたのは尭士のおかげです。
--今日でしっかりアピールできたとは思いますが、改めてサガミスタのみなさんに、どんなプレーに期待をしてほしいか教えてください。
ロングキックやシュートストップは、ぜひ見てほしいと思っています。GKチームはもともと2人しかいなかった状況から、モトくん(三浦基瑛)と(杉本)大地くんという素晴らしいキーパーと僕の3人体制になりますが、誰が出てもおかしくないと思っています。それぞれ特徴も違うと思うので、その中で自分の良さをしっかり出していけるように、日々の練習からアピールしていきたいです。



