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06-11-2018

 試合結果 

【6/10FC琉球戦】試合結果・西ヶ谷監督コメント

《試合結果》
2018明治安田生命J3リーグ 第13節
SC相模原 2-5 FC琉球

■得点
12分 ジョンガブリエル(SC相模原)
21分 和田凌(FC琉球)
31分 富樫佑太(FC琉球)
40分 富樫佑太(FC琉球)
63分 富樫佑太(FC琉球)
83分 富樫佑太(FC琉球)
90分 梅井大輝(SC相模原)

【西ヶ谷隆之監督コメント】
--今日の試合を振り返って。

我々がやろうとしていることができていた時間もありますし、リズムを作れていた時間もありました。結局、やられてしまったのは、相手のストロングポイントのところをワンチャンスで決められてしまった部分。それとチームとしてもう一つ踏ん張れないという脆さが出てしまったところかなと。(ジョンが退場して)10人になった中で1点を取れたことはすごくポジティブに捉えています。ですが、根本的な部分では、名前だけでサッカーをしているわけではないからこそ、やれることがいっぱいあるということ。自分たちがやるべきことを、もう一度やっていくしかないのかなと思っています。また次に向けて準備していきたいと思います。
--ミスがかなり多かったような印象があります。パスがつながらなかったり……。

実際、それが現状です。奪ったボールをそこから3つ、4つとつなげない。我々がトレーニングで意図している攻撃のところまでボールを運べないのは、ここ3、4試合でずっと出ていることです。そこは出る選手が代われば変わるのか、そもそも代われる選手がいるのかと。チーム全体としてどう考えるべきかは、難しいところです。攻撃や技術は簡単には向上しないですし、だからこそ、ブレずにチームとして補っていきます。

(そういう状況)だからこそ良さが出ない。特に今日は球際の部分。琉球の選手はよくやっていました。我々が失点するまでは、相手のボールを出すところも消せていたし、チャンスも作れていましたが、シーソーゲームになったり、試合がフィフティーフィフティーになった時に、自分たちの良さを出せないか、もしくは相手の良さを出されてしまう。根本的なところは、そこは戦えているか、戦えていないか。チームとして一体感を出せているか。細かいところがうまくいっていないと。

先ほども言いましたが、正直、今は“名前でサッカーをしている”選手がいると。名前だけ見れば、タレントがいると思われるかもしれないですが、彼らがこのステージでどれだけ違いを出せているかといえば、正直なところ出せていないわけです。それは僕の責任かもしれないですが、当たり前にやらなければいけないこと、戦うこと、走ることについては、もっともっとできるんじゃないかなと思っています。

その部分で、チーム全体が、局面ごとで消化不良になってしまう。ここにいる以上はやらなければいけないですし、外的要因の部分で言い訳を作ってしまったら、チームとしてのまとまりを出せません。そこを何とかして変えてきたいと選手にも問いかけていますし、やらないといけないなとは思っています。

ボールを握りたいのであれば徹底的にいなさないといけないし、いなせないのであれば、走ってどんどん数的優位を作らないといけない。そこで足元の技術のある選手のところに(預けてしまう。でもみなさんがどう思うかわからないですが、そこでロストすることが多い。絶対的な技術があるなら交わさないといけないですし、交わせないなら、(パスを)出して、(もう一度)サポートをしないといけない。

チームのコンセプトを考える思考の部分はできていると思うので、選手自身の思考をもう一つ変えていくチャレンジを僕もしないといけない。それができなければチームがまた難しい状況に陥るので、そこはしっかりと選手と共にやっていきたいと思います。

--ハーフタイムで辻尾真二選手を替えた意図は?

単純に僕の中で、プレーのパフォーマンスが良くなかったと。失点に絡んだとかではなくて、チームとして求めることを彼が出せていない。前にいけない。(相手への)プレッシングのところで、(ウイングバックがDFラインを下げて)5枚でやっている時に、(一人が前に出て)4枚になる勇気が絶対にあるはずですが、あそこに対して(相手のボールホルダーに)ストレスがかからなかった。(最初の2つの)失点についても(こちらの)左サイドで取れなかったところはありますけど、やはり右サイドに持っていかれているので。

まあ、そういう日もあるかなと。ここ数試合のパフォーマンスでのことなので。試合をしていればいい時もあれば悪い時もある。今日は古川(雅人)を(ベンチに)入れていたので。逆に言えば、何も考えないでやれる若手がどれくらいやれるかなと。チームのテンションも含めて、もう少し、若手も含めて活性化していかないといけない部分もありました。(古川に)何ができるかは正直、不安もありましたが、やらせるしかない。チームの現状としては、若手の底上げとか勢いを出せていないので。そういう交代でした。