11月 13 2016

Vol.16 J3第29節藤枝戦 安永聡太郎監督記者会見

投稿者: at PM 5:03  記事カテゴリー: 試合結果



——本日の試合を振り返ってのコメントをお願いします。

「長い間、ファン、サポーターをはじめ、応援してくださる皆様には、なかなか勝利を届けることができず、今日やっと(勝利を)届けることができ、ひとつホッとしつつ、選手たちに感謝しているところです。そして、初勝利が僕の大尊敬する(藤枝MYFCの)大石篤人監督からというのも、今後の僕の監督人生において大きな一歩になるのではないかと思います。大石監督から勝てたということが、3度のメシよりもうれしいです。大石監督が築いているチームは、こんな言い方をするとあれですが、いろいろと参考にさせてもらっています。人の動かし方であったり、規律の作り方であったり、その中での判断の与え方というところに関しては、(一緒に)S級ライセンスを取得するときから、すごく刺激を受けていました。自分には持っていない部分をすごく持っている人なので、自分の初勝利がその大石監督からということで、大変うれしいです。

また、(今日の試合では)選手たちが本当に一生懸命やってくれました。ボールへのアプローチであったり、苦しいところを乗り切るというところであったり。そしてセットプレーから2つ取れたということ、何より今日は3点目が取れたというところが大きかった。勝てたというところにおいては、本当に3点目が取れたということが大きかったかなと思っています」

——(記者会見に参加した大石監督から)ハーフタイムはどんな指示を?

「本気ですか?(笑)。ハーフタイムは、たぶん(大石)篤人が、途中からシャドーを割りと最初に落としながら、少しワイドに高い位置を取らせて、そこから斜めのボールをシンプルに入れて、それに対して前向きに入って行けという感じに、たぶん変えたのではないかなと思っていました。なので、サイドに入ったときには、シンプルに入れてしまえと。また、それに対して遅れて入っていく。サイドから入れてフリックではなく、入って落としてやって、前向きにというのを早いタイミングでずらして、スペースをどのように使うのか。そこでキープできてしまえば、2対1になるのかなと。ボールサイドであれば、ついて行く。ただ、(相手が)あまりにも早いタイミングで降りてきた場合は、もう捨ててしまえと。前で持たせて、そこからのパス&ゴーであったり、もう1本、中につけてからの変化の部分を注意するようにと言いました。2点目が取れないチームなので、2点目を取るぞというところと、あとは足がつるまで走り切れという指示を出しました」

——もう少し手短にお願いします(大石監督)

「丁寧に言ったのに……。選手には、それほど複雑には言っていません(笑)。(ハーフタイムに)すごく自分たちで話をしていたので、それに付随して足した感じです。ひとつ自分の中で申し訳ないと思っていたのが、僕が本当に絵合わせで、相手とどうずらすのか、立ち位置でずらしてあげるかというところで、僕が最初は入ってしまって。守備の全体の構築で、ここにボールが入ったときには、この選手が入っていって、この選手が出ていくという、本当の意味での絵合わせをしたのは、FC東京U—23戦後なので、それから2試合目で大石監督から勝てたということを考えると、僕の積み上げというところで、選手たちには申し訳ないなという思いでいっぱいですし、勉強になりました。

また、今日の藤枝がいつものできと比べると、重かったなというのがあったので、この間の鹿児島ユナイテッド戦に勝って、少しリラックスしてこの試合に入ってきてくれたのは、(大石監督が)「勝たしてやれよ」って言ってくれているようにすら感じたくらいです。本当に積み上げ方に関しては、失敗もしましたし、その自分の財産を、次の試合に向けて、足していければなと思います」

——長かった初勝利ですが、勝利した瞬間の気持ちは?

「うれしいんですよ。すごくうれしいんですよ。ただ、守備の構築を本当の意味で決めて、どのように出て行くというところをある種、ガツっと決めた。そのことによって、誰が動けていないのか、誰がスライドできていないのか。どこの部分で崩されているのかというのを、すごくはっきりして。なので、自分がゲームを下手に動かそうとしていたときは、どこから修正しよう、何を変えようかなと、自分の中で必死に考えて、裏に出ることのほうが多かったんですけど。でも、この間のブラウブリッツ秋田戦からは、ここのスライドが遅い、ここの約束ごとが守れていないから、ここの変化を作れればいいという修正がパッとできるようになった。だから、今日のゲームが終わった瞬間に、今までも申し訳ないなとは思っていたんですけど、本当に、すべての関わる皆様に申し訳なかったなという気持ちのほうが強いです」

——今日勝利を挙げ、残り1試合をどのように戦いますか?

「これでね。よしってなって(変えると)最悪なので、今日の戦い方をひとつのベース、軸として持ちながら、どのように変化を出せるのかというところに、取りかかりません(笑)。もう一つ、違うことはたぶん(しないですね)……次のゲームも同じように戦いつつ、ただし、プレーの精度をどう上げるのか、約束ごとをどう徹底させるのかを、このゲームでできたことを少し理不尽なトレーニングをさせながら、もう一つ習得してもらえればなと思います」