SC相模原

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11-19-2017

 試合結果 

15/J3第32節FC東京U-23戦安永聡太郎監督記者会見

——本日の試合を振り返ってコメントをお願いします。 「全体的に考えると、やられて良いところと、やらせてはダメなところのメリハリがついていたゲームであり、守備ができていたかなとは思います。ただ、開始15分のところは、(相手の)サイドが気になってしまって、横幅の4−4−2の「4−4」の部分、特に2列目の「4」のところが幅を取りすぎてしまい、その分、中に差し込まれてしまって、(相手に)前を向かれてしまったのが気になりました。そこを修正してからは、嫌な場所でボールを持たれるシーンというのは、あまりなかったと思います。 最後のクロス対応のところも良いポジションが全体的に取れていたと思います。ボールを奪ったところでは、2トップの1枚が必ず背後に動き出してという、ボールを奪った瞬間の動き出しの部分がちょっと遅くて、守から攻の切り替えの部分での1本目のパスというのが、なかなか入らなくて収まらなかったというのが、前半は課題だったと思います。 あと相手の守備を来させたところでのセカンドボールに関しては、前半に限っては、米本(拓司)くん1人に7割くらい回収されたんじゃないかなというところがありました。後半はセカンドボールを意識すること、そこで奪われないこと、むしろ、そこで自分たちが(ボールを)拾うというところを攻守において話をしました。横幅の徹底をしてからは、押し込む時間帯もありましたが、ペナルティーエリアの中に何回入れたかというと、まだまだFC東京さんの守備に対して入っていけるまでのものはなかったかなと思います。 ただ、セットプレーで何度かチャンスは作れていたので、本当に強いチームであれば、このセットプレーで取って勝ちきるのが強いチームの証なんだと思います。選手の途中交代に関しても、私がもう一手早く打っても良かったのかなとも思っています。ただ、試合全体を通してみると、これで3試合連続無失点という状況を考えると、1本取ればという自信はチームにつきはじめている。最後のラストパス1本、前半も(岩田)拓也のラストパスがふわーっと蹴ってしまったところもありましたけど、この1本をバシと蹴れるように、その1本に気持ちを込められるようにしていきたい。ここは大事なところなので、練習からこだわっていきたいですね。あと残り2つ、勝てるようにと思える試合でした」 ——今日の試合で、川口能活選手がJリーグ通算500試合出場を達成しました。監督から見て、率直にこの功績をどう思われますか? 「まあ、僕が500試合すべてに起用したわけではないですからね。ただ、彼のすごさというのは、継続してきたということだと思います。1年だけ輝いたわけではないですし、2〜3年パーンと輝いたわけでもない。長いスパンで、同じ取り組みを、自分に必要な変化を自分に加えながらずっと続けてきた。今シーズンに関しても、僕の中では当初、レギュラーではなかったですからね。それでも彼は腐らずに続けてきたことで、今年、こうして今日のゲームで節目の500試合というものを迎えることになった。 たぶん、彼はこれまでも苦しくて自分に出番がないときでも続けてきたんだと思うんです。同じことを。それが必ずいつか報われることを信じてやり続けられる。そこは本当に私自身も見習わなければならないと思いますし、多くの人、スポーツをやっている人もそうじゃない人も、多くのものを感じるところだと思うので、素直に尊敬します。 できれば、まだまだ、積み上げていってほしい。足のバランスの部分もだいぶ良くなってきていますし、これからもそこに向き合っていくと思うので、また来シーズン、新しい川口能活がピッチに立つことになるんじゃないかなと思っています」