SC相模原

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10-08-2017

 試合結果 

12/J3第26節琉球戦安永聡太郎監督記者会見

——本日の試合を振り返ってのコメントをお願いします。 「よく我慢したというところが、率直な感想だと思います。ゲーム前から相手(琉球)にボールを持たれることは予想していたというか、織り込みずみでした。その中で少ないチャンスをどう得点に結びつけるかというところで、チャンスではないチャンスを、ジョン(ガブリエル)が1本決めてくれて、(新井)瑞希も立ち上がりから全然良くなかったんですけど、(アシストになった)クロス1本ですごく気持ち良くなってくれた。そういった意味では、ジョンがてっぺんのところで得点を取って、チームを勢いづけてくれたというのは非常に大きかったと思います。 その後に3点目、4点目を取れたところは非常に良かったんですが、その後、2失点してしまった。2失点に関しては、スーパーゴールだったので、あのシュートは仕方がないとは思いますが、なぜあのシュートが生まれたのか。なぜあそこまで押し込まれすぎたのか。結局、(相手に)シュートを30本近く打たれましたからね。そういうことを考えると、我々がどうやってボールを保持するかというところは、一番必要になってきますし、ちょっと(辻尾)真二のほうのサイドかな。真二のサイドに入ったときに、寄せの距離感がちょっと遠いので、そうなってしまうと、そこにボールが入ったときに、何でも(相手が)できてしまう。 もっとこう(距離感を)縮めていって、(選手が)スライドしていってということを、今の戦い方を続けるのであれば、こだわらないと。 今日はピッチに水を撒かず、相手に詰まってもらおうと思っていました。そのおかげで、何度か(相手が)詰まってくれて、突破されないシーンがありましたけど、あれがボールが動く状態でやっていたら、おそらく5、6点は決められていたのではないか。ひっくり返されていたのではないかと思います。 やはりバイタル使われた後……バイタルを使われるのは仕方がないんですけど、そこで(相手を)追い出して、セットしなおす。その距離感が遠いから(相手は)何でもできてしまうので、(相手を)押し出して、セットできるまでは圧を掛け続けるというのが、足りないのかなと思います。 今日のゲームに関しては岡根(直哉)を入れて3バックにして、前線は1トップ2シャドーにしました。3バックで相手がバイタルに入ってくるのを両ワイドの選手とボランチとでうまく消しながら、プレスバックで奪う。(味方から)出たボールをシャドー、もしくはジョンのところで、いかに前向きになるか。そういう狙いを持って入ったんですけど、オカ(岡根)がああいう状態になって、4−4−2にしたことが良かった。(久保)裕一を代えたのは、ああやって常にボランチを見続けるという、不慣れなことをやらせすぎて、疲れが出てしまった。だから、裕一が(途中交代させたのは)悪いというわけではないです。裕一は守備のところでも身体を張るというところでもやってくれましたけど、不慣れなポジション取りだったり、下がって相手を見るというところで、かなり疲れていたので代えました。 今後の課題とすると、先ほども言いましたが、どのように(ボールを)保持して、自分たちの時間を作れるかというところと、ケガから復帰してきた選手が90分持つようにならないと。ジョンとサムエルに関しては途中で代える予定ではいたんですけど、トラブルもあって、あのような交代になりました。選手は最後まで身体を張りながら、勝利の部分では貪欲になってくれたかなと思います」